ホーム過去問看護師 看護師国家試験 第113回午前 PART8 2024年9月15日 SHARE ポスト シェア はてブ LINE 2024年2月に実施された看護師国家試験の問題です。午前の第85問から第96問までが出題されます。 看護師国家試験 第113回午前 PART8 2024年2月に実施された看護師国家試験の問題です。午前の第85問から第96問までが出題されます。 1 / 12 85 てんかん(epilepsy)について正しいのはどれか。2つ選べ。 けいれん (convulsions) と同義である。 症候性てんかん (symptomatic epilepsy) は脳内病変を伴う。 単純部分発作 (simple partial seizure) では意識障害を認める。 特発性の全般てんかん (generalized epilepsy) は高齢者に多い。 脳の神経細胞の発作性電気的興奮によって起こる。 2 / 12 86 エックス線を用いて行う検査はどれか。2つ選べ。 脳波検査 筋電図検査 頭部 CT 検査 サーモグラフィ 上部消化管造影検査 3 / 12 87 全身麻酔下で胃全摘出術を受ける患者に対する無気肺(atelectasis)の予防法はどれか。2つ選べ。 腹帯の装着 抗菌薬の使用 ハフィング法 弾性ストッキングの装着 インセンティブ・スパイロメトリーの使用 4 / 12 88 肝硬変 (cirrhosis)による肝性脳症(hepatic encephalopathy)で生じるのはどれか。2つ選べ。 浮 腫 異常行動 くも状血管腫 羽ばたき振戦 メドゥーサの頭 5 / 12 89 高齢者の健康障害の特徴はどれか。2つ選べ。 原因を特定しやすい。 症候が定型的である。 若年者と比較して個人差は少ない。 薬物による有害事象が出現しやすい。 原疾患とは関連のない老年症候群が発生しやすい。 6 / 12 90 薬剤投与に関する重大な医療事故が発生した。 このときの看護師の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。 患者の状況を確認して安全を確保する。 事故発生状況の詳細を看護記録に残す。 薬剤投与に使用した物品は直ちに処分する。 患者の容態が落ち着いてから上司に報告する。 患者および家族に事故状況を説明するのは、原因が判明した後にする。 7 / 12 次の文を読み 91〜93 の問いに答えよ。A さん(49 歳、女性)は、これまで在宅勤務でほとんど外出することがなく、BMI 33 であった。A さんは久しぶりの出勤の際に転倒し、右大腿骨頸部骨折(femoral neck fracture)と診断され、右人工股関節置換術を受けることになった。91 A さんの術後に最も注意すべき所見はどれか。 Courvoisier〈クールボアジェ〉徴候 Blumberg〈ブルンベルグ〉徴候 Homans〈ホーマンズ〉徴候 Romberg〈ロンベルグ〉徴候 8 / 12 次の文を読み 91〜93 の問いに答えよ。A さん(49 歳、女性)は、これまで在宅勤務でほとんど外出することがなく、BMI 33 であった。A さんは久しぶりの出勤の際に転倒し、右大腿骨頸部骨折(femoral neck fracture)と診断され、右人工股関節置換術を受けることになった。92 術後1日、A さんは 39.1 ℃の発熱がみられた。バイタルサイン:呼吸数 18/分、脈拍 117/分、整、血圧 132/82 mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉97 %(room air)。身体所見:呼吸音は異常なし、腰背部痛なし、術創部の腫脹、発赤、熱感はない。左手の末梢血管内カテーテル刺入部に発赤、熱感がある。血液検査所見:赤血球 344 万/μL、Hb 12.1 g/dL、白血球 11,900/μL、血小板 18万/μL。血液生化学所見:尿素窒素 16 mg/dL、クレアチニン 0.8 mg/dL、CRP 11.4mg/dL。尿所見:沈査に白血球を認めない。胸部エックス線写真:異常所見なし。A さんの発熱の原因で考えられるのはどれか。2つ選べ。 肺 炎 (pneumonia) 腎盂腎炎 (pyelonephritis) 術創部感染 術後の吸収熱 カテーテル関連血流感染症 (catheter related bloodstream infection) 9 / 12 次の文を読み 91〜93 の問いに答えよ。A さん(49 歳、女性)は、これまで在宅勤務でほとんど外出することがなく、BMI 33 であった。A さんは久しぶりの出勤の際に転倒し、右大腿骨頸部骨折(femoral neck fracture)と診断され、右人工股関節置換術を受けることになった。93 術後3日、A さんの全身状態は改善し、読書をして過ごしている。A さんの術後の合併症を予防する適切な肢位はどれか。 外 旋 外 転 内 旋 内 転 10 / 12 次の文を読み 94〜96 の問いに答えよ。A さん(57 歳、男性)は、妻(50 歳)と人で暮らしている。21 歳から喫煙習慣があり、5年前に風邪で受診した際に肺気腫(pulmonary emphysema)と診断された。最近は坂道や階段を昇ると息切れを自覚するようになってきた。94 A さんの呼吸機能に関する数値で増加を示すのはどれか。 1秒率 残気量 1回換気量 動脈血酸素分圧〈PaO₂〉(room air) 11 / 12 次の文を読み 94〜96 の問いに答えよ。A さん(57 歳、男性)は、妻(50 歳)と人で暮らしている。21 歳から喫煙習慣があり、5年前に風邪で受診した際に肺気腫(pulmonary emphysema)と診断された。最近は坂道や階段を昇ると息切れを自覚するようになってきた。95 A さんは発熱、咳嗽、粘稠痰、呼吸困難を認めたため受診し、肺炎(pneumonia)を伴う慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉 (chronic obstructive pulmonary disease)の急性増悪と診断されて入院した。入院後、薬物療法によって病状は改善し退院が決定した。看護師が A さんに退院後の生活について尋ねると、今回の入院をきっかけに A さんは退職し、家事に専念すると答えた。A さんの呼吸機能に対する負荷が最も小さい動作はどれか。 食べる直前に調理する。 部屋全体に掃除機をかける。 頭より高い位置に洗濯物を干す。 買い物した荷物をカートで運ぶ。 12 / 12 次の文を読み 94〜96 の問いに答えよ。A さん(57 歳、男性)は、妻(50 歳)と人で暮らしている。21 歳から喫煙習慣があり、5年前に風邪で受診した際に肺気腫(pulmonary emphysema)と診断された。最近は坂道や階段を昇ると息切れを自覚するようになってきた。96 5年後、A さんは急性増悪による入退院を繰り返していた。今回の入院では呼吸機能の低下がみられたため、退院後に在宅酸素療法〈HOT〉を導入することになった。Aさんは「家での生活で気をつけることは何ですか」と看護師に質問した。A さんへの指導内容で適切なのはどれか。 「寒いときは電気毛布を使ってください」 「入浴時は酸素チューブを外してください」 「ガス調理器を電磁調理器に変更してください」 「呼吸が苦しいときは楽になるまで酸素流量を上げてください」 Your score isThe average score is 0% 0% 続きから コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 メール サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。