ホーム過去問看護師 看護師国家試験 第113回午前 PART9 2024年9月15日 SHARE ポスト シェア はてブ LINE 2024年2月に実施された看護師国家試験の問題です。午前の第97問から第108問までが出題されます。 看護師国家試験 第113回午前 PART9 2024年2月に実施された看護師国家試験の問題です。午前の第97問から第108問までが出題されます。 1 / 12 次の文を読み 97〜99 の問いに答えよ。A さん(72 歳、女性)は、1人で暮らしている。小学校の教員を定年退職後、書道教室に月2回、体操教室に月1回通っている。20 年前に高血圧症(hypertension)と診断され、月に1回かかりつけの病院を受診し、内服治療をしている。6か月前から、A さんは病院の受診日を間違えたり、書道教室の日時を忘れることがあり、かかりつけの医師に相談した。A さんは認知症専門医を紹介され、Mini-Mental State Examination〈MMSE〉18 点で、軽度のAlzheimer〈アルツハイマー〉型認知症(Alzheimer disease)と診断された。97 A さんに出現している認知機能障害はどれか。 脱抑制 近時記憶障害 実行機能障害 物盗られ妄想 2 / 12 次の文を読み 97〜99 の問いに答えよ。A さん(72 歳、女性)は、1人で暮らしている。小学校の教員を定年退職後、書道教室に月2回、体操教室に月1回通っている。20 年前に高血圧症(hypertension)と診断され、月に1回かかりつけの病院を受診し、内服治療をしている。6か月前から、A さんは病院の受診日を間違えたり、書道教室の日時を忘れることがあり、かかりつけの医師に相談した。A さんは認知症専門医を紹介され、Mini-Mental State Examination〈MMSE〉18 点で、軽度のAlzheimer〈アルツハイマー〉型認知症(Alzheimer disease)と診断された。98 診断から2か月後、かかりつけの病院の看護師に A さんは「50 年以上住んでいるこの土地で、できるだけ他人の迷惑にならず生活を続けたいと思って貯金もしてきました。私は軽い認知症(dementia)だと言われたのですが、これからも自分でお金の管理ができるか心配です。どうしたらよいのでしょうか。私が使えるサービスがあれば知りたいです」と話した。A さんが利用できるのはどれか。 生活保護制度 地域生活支援事業 後期高齢者医療制度 日常生活自立支援事業 3 / 12 次の文を読み 97〜99 の問いに答えよ。A さん(72 歳、女性)は、1人で暮らしている。小学校の教員を定年退職後、書道教室に月2回、体操教室に月1回通っている。20 年前に高血圧症(hypertension)と診断され、月に1回かかりつけの病院を受診し、内服治療をしている。6か月前から、A さんは病院の受診日を間違えたり、書道教室の日時を忘れることがあり、かかりつけの医師に相談した。A さんは認知症専門医を紹介され、Mini-Mental State Examination〈MMSE〉18 点で、軽度のAlzheimer〈アルツハイマー〉型認知症(Alzheimer disease)と診断された。99 診断から半年後、A さんは、かかりつけの病院の看護師に「書道教室や体操教室は、部屋のカレンダーに書いて参加しています。ただ、最近、病院に行くときに薬が残っています。大切な薬だと先生から言われていますし、忘れずに飲みたいのですが、どうしたらよいでしょうか」と相談した。看護師の A さんへの対応で最も適切なのはどれか。 「お薬手帳を毎朝見るようにしましょう」 「薬のことは主治医に相談してください」 「薬を飲んだらカレンダーに丸を付けてみませんか」 「この病気の方は、薬を飲み忘れることがあります」 4 / 12 次の文を読み 100〜102 の問いに答えよ。A さん(70 歳、女性)は夫(68 歳)と2人で暮らしている。BMI 26 で左股関節の変形性関節症(osteoarthritis)のため関節可動域の制限と痛があり、外出時は T 字杖を使用している。症状が強いときに消炎鎮痛薬を服用しているが、日常生活動作は自立している。A さんは過去に転倒したことはないが、左右の下肢の差が3cm あり、立ち上がるときにふらつくことがある。自宅で座って過ごす時間が長い。A さんは定期受診のため夫に付き添われて外来を受診した。100 A さんの症状の悪化を予防するための説明で適切なのはどれか。 運動はしない。 減塩食をとる。 体重を減らす。 家事は夫に任せる。 5 / 12 次の文を読み 100〜102 の問いに答えよ。A さん(70 歳、女性)は夫(68 歳)と2人で暮らしている。BMI 26 で左股関節の変形性関節症(osteoarthritis)のため関節可動域の制限と痛があり、外出時は T 字杖を使用している。症状が強いときに消炎鎮痛薬を服用しているが、日常生活動作は自立している。A さんは過去に転倒したことはないが、左右の下肢の差が3cm あり、立ち上がるときにふらつくことがある。自宅で座って過ごす時間が長い。A さんは定期受診のため夫に付き添われて外来を受診した。101 外来で、診察終了後にAさんから「少し話がある」と言われた女性の B 看護師は、空いている診察室で面談した。A さんから「男性の医師には聞けなかったのですが、性交はやめておいた方がよいでしょうか。股関節の痛みが強くなることはないのですが、夫も心配していました」と相談があった。このときの B 看護師の A さんへの対応で適切なのはどれか。 「同年代の変形性関節症(osteoarthritis)の方に聞いてみてはいかがですか」 「股関節に負担がない体位について説明します」 「性交時は潤滑剤を使いましょう」 「性交は避けた方がよいでしょう」 6 / 12 次の文を読み 100〜102 の問いに答えよ。A さん(70 歳、女性)は夫(68 歳)と2人で暮らしている。BMI 26 で左股関節の変形性関節症(osteoarthritis)のため関節可動域の制限と痛があり、外出時は T 字杖を使用している。症状が強いときに消炎鎮痛薬を服用しているが、日常生活動作は自立している。A さんは過去に転倒したことはないが、左右の下肢の差が3cm あり、立ち上がるときにふらつくことがある。自宅で座って過ごす時間が長い。A さんは定期受診のため夫に付き添われて外来を受診した。102 B 看護師は、A さんが処置室前の待合室で T 字杖を持ち、椅子から立ち上がろうとしているのを見かけた。B 看護師が声をかけると、A さんは「夫が会計をしていますが、急にトイレに行きたくなって」と慌てていた。夫はAさんから2m ほど離れた所で会計をしているため、A さんの様子に気がついていない。待合室は患者や家族で混雑しており、外来にある車椅子は別の患者が使用中だった。A さんへの B 看護師の声かけで適切なのはどれか。 「車椅子を探してきます」 「ご主人をお呼びしましょう」 「トイレまで一緒に行きましょう」 「転ばないように気を付けて行ってくださいね」 7 / 12 次の文を読み 103〜105 の問いに答えよ。A ちゃんは出生前診断で羊水過多があり先天性食道閉鎖症(congenital esophageal atresia)の疑いを指摘されていた。在胎 37 週5日に帝王切開で出生、出生体重 2,780 g、Apgar〈アプガー〉スコア1分後8点、5分後9点である。出生後、A ちゃんは先天性食道閉鎖症(congenital esophageal atresia)と診断された。103 出生直後のAちゃんにみられるのはどれか。 腹部エックス線写真の鏡面像 口腔内の泡沫状唾液の流出 胆汁性の嘔吐 噴水状の嘔吐 8 / 12 次の文を読み 103〜105 の問いに答えよ。A ちゃんは出生前診断で羊水過多があり先天性食道閉鎖症(congenital esophageal atresia)の疑いを指摘されていた。在胎 37 週5日に帝王切開で出生、出生体重 2,780 g、Apgar〈アプガー〉スコア1分後8点、5分後9点である。出生後、A ちゃんは先天性食道閉鎖症(congenital esophageal atresia)と診断された。104 A ちゃんは、出生当日に胃瘻造設、気管食道瘻切断と食道端々吻合術を受け、無事に終了した。術後2日、人工呼吸器管理下で胸腔ドレーンが挿入されている。このときの看護で適切なのはどれか。 頸部を伸展させた体位を保持する。 摂食嚥下機能の獲得のため支援を開始する。 親がAちゃんを自由に抱っこするのを見守る。 唾液の吸引時には吸引チューブの挿入を吻合部の手前までにする。 9 / 12 次の文を読み 103〜105 の問いに答えよ。A ちゃんは出生前診断で羊水過多があり先天性食道閉鎖症(congenital esophageal atresia)の疑いを指摘されていた。在胎 37 週5日に帝王切開で出生、出生体重 2,780 g、Apgar〈アプガー〉スコア1分後8点、5分後9点である。出生後、A ちゃんは先天性食道閉鎖症(congenital esophageal atresia)と診断された。105 A ちゃんは3歳6か月になった。現在は胃瘻を閉鎖し経口摂取をしているが、吻合部の狭窄による嚥下困難が生じ、これまでに食道バルーン拡張術を2回行った。現在も症状が残っていて、固形物の通過障害が軽度ある。身長 92.5 cm(25パーセンタイル)、体重 11.5 kg(3パーセンタイル)で、半年後に保育所へ入園する。両親が「A はあまり体重が増えません。保育所ではみんなより食事に時間がかかるのではないかと心配です」と外来看護師に話したため、今後の対応について両親、看護師および医師で話し合った。A ちゃんの摂食に関する対応で適切なのはどれか。 再度、胃瘻を造設する。 食事を保育士に介助してもらう。 昼前に保育所から帰宅し、家で昼食を摂る。 同じクラスの子ども達と同量を食べられるよう訓練する。 A ちゃんに適した食事形態の提供が可能か保育所に確認する。 10 / 12 次の文を読み 106〜108 の問いに答えよ。A さん(28 歳、会社員)は、夫(30 歳、会社員)と人で暮らしている。2023 年2月5日からの月経を最後に無月経となり、妊娠の可能性を考えて受診した。医師の診察の結果、妊娠と診断された。106 Naegele〈ネーゲレ〉概算法を用いて A さんの分娩予定日を求めよ。 確認 11 / 12 次の文を読み 106〜108 の問いに答えよ。A さん(28 歳、会社員)は、夫(30 歳、会社員)と人で暮らしている。2023 年2月5日からの月経を最後に無月経となり、妊娠の可能性を考えて受診した。医師の診察の結果、妊娠と診断された。107 診察後、A さんから看護師に妊娠中の生活や体重の管理について質問があった。A さんは「缶ビール2本を週に1回、コーヒーを1日に6杯以上飲んでいます。友人に勧められて半年前から1日 240 μg の葉酸のサプリメントを飲んでいます」と話す。A さんは身長 160 cm、非妊時体重 62 kg である。看護師のA さんへの説明で適切なのはどれか。 「飲酒は中止しましょう」 「妊娠中の体重増加は7kg 未満にしましょう」 「コーヒーは今までどおりに飲んでも大丈夫です」 「葉酸は妊娠前と同じ量を摂るようにしましょう」 12 / 12 次の文を読み 106〜108 の問いに答えよ。A さん(28 歳、会社員)は、夫(30 歳、会社員)と人で暮らしている。2023 年2月5日からの月経を最後に無月経となり、妊娠の可能性を考えて受診した。医師の診察の結果、妊娠と診断された。108 妊娠 30 週2日。A さんは妊婦健康診査を受け、妊娠経過に異常はなく児の発育も順調と診断された。診察後、A さんから看護師に「最近、腰が痛くなることがあります。腰痛への対処法はありますか」と質問があった。看護師のA さんへの説明内容で適切なのはどれか。 安静にする。 椅子に浅く座る。 Sims〈シムス〉位で休む。 柔らかいマットレスや布団で寝る。 Your score isThe average score is 0% 0% 続きから コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 メール サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。