看護師国家試験 第109回午前 PART10

2020年2月に実施された看護師国家試験の問題です。
午前の第109問から第120問までが出題されます。

看護師国家試験 第109回午前 PART10

2020年2月に実施された看護師国家試験の問題です。
午前の第109問から第120問までが出題されます。

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次の文を読み 109〜111 の問いに答えよ。

在胎 39 週4日で、正常分娩で出生した児。出生体重 3,000 g、身長 48.0 cm。出生直後、児に付着していた羊水をふき取り、インファントラジアントウォーマーの下で観察を行った。体温 37.5 ℃、呼吸数 56/分、心拍数 150/分、呼吸音は異常なし。看護師は観察を終え、温めておいたベビー服を着衣させ、同様に温めておいた寝具を用いて準備をしたコットに児を寝かせた。コットは壁際や窓辺を避け、空調の排気口からの風が当たらない場所に配置した。

109 看護師が児の体温保持のために行ったことと、それにより予防される熱の喪失経路との組合せで正しいのはどれか。

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次の文を読み 109〜111 の問いに答えよ。

在胎 39 週4日で、正常分娩で出生した児。出生体重 3,000 g、身長 48.0 cm。出生直後、児に付着していた羊水をふき取り、インファントラジアントウォーマーの下で観察を行った。体温 37.5 ℃、呼吸数 56/分、心拍数 150/分、呼吸音は異常なし。看護師は観察を終え、温めておいたベビー服を着衣させ、同様に温めておいた寝具を用いて準備をしたコットに児を寝かせた。コットは壁際や窓辺を避け、空調の排気口からの風が当たらない場所に配置した。

110 生後1日。児の状態は、体温 37.0 ℃、呼吸数 48/分、心拍数 120/分、呼吸音は異常なし。体重 2,850 g。出生後から現在までの状態は安定していた。母親も分娩時の疲労から回復し、産後の状態も安定しているため、母児同室を開始することとなった。この施設では、自律授乳を行っている。母親へのオリエンテーションの内容で適切なのはどれか。

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次の文を読み 109〜111 の問いに答えよ。

在胎 39 週4日で、正常分娩で出生した児。出生体重 3,000 g、身長 48.0 cm。出生直後、児に付着していた羊水をふき取り、インファントラジアントウォーマーの下で観察を行った。体温 37.5 ℃、呼吸数 56/分、心拍数 150/分、呼吸音は異常なし。看護師は観察を終え、温めておいたベビー服を着衣させ、同様に温めておいた寝具を用いて準備をしたコットに児を寝かせた。コットは壁際や窓辺を避け、空調の排気口からの風が当たらない場所に配置した。

111 生後3日。看護師が朝の観察を行った時の児の状態は、体温 37.0 ℃、呼吸数40/分、心拍数 130/分。体重 2,680 g。顔面と胸部の皮膚に黄染が認められる。その他の部位は淡紅色である。手関節と足関節の皮膚に落屑がある。尿は6回/日、便は2回/日で移行便である。児の状態で生理的特徴から逸脱しているのはどれか。

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次の文を読み 112〜114 の問いに答えよ。

A さん(男性、26 歳、会社員)は、高校時代に自閉症スペクトラム障害(autism spectrum disorder)の診断を受け、外来通院をしながら仕事を続けていた。これまでの職場ではストレスが少なく、規則正しい生活ができていた。しかし、1か月前に新しい職場に異動になってから生活が不規則となり、数日前より無断欠勤が続いている。同居している家族に対してA さんは「家にいると仕事のことばかり考えてしまい眠れない。食欲もないし、環境を変えてゆっくり休みたい」と話したため、A さんは家族とともに精神科外来を受診し、休養目的で任意入院することになった。

112 看護師が入院時に聴取する情報で優先度が高いのはどれか。

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次の文を読み 112〜114 の問いに答えよ。

A さん(男性、26 歳、会社員)は、高校時代に自閉症スペクトラム障害(autism spectrum disorder)の診断を受け、外来通院をしながら仕事を続けていた。これまでの職場ではストレスが少なく、規則正しい生活ができていた。しかし、1か月前に新しい職場に異動になってから生活が不規則となり、数日前より無断欠勤が続いている。同居している家族に対してA さんは「家にいると仕事のことばかり考えてしまい眠れない。食欲もないし、環境を変えてゆっくり休みたい」と話したため、A さんは家族とともに精神科外来を受診し、休養目的で任意入院することになった。

113 入院中の A さんは、面会や検査等の予定が急に変更になると混乱し、看護師に対して予定を繰り返し確認することがあった。このときの A さんへの看護師の対応で適切なのはどれか。

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次の文を読み 112〜114 の問いに答えよ。

A さん(男性、26 歳、会社員)は、高校時代に自閉症スペクトラム障害(autism spectrum disorder)の診断を受け、外来通院をしながら仕事を続けていた。これまでの職場ではストレスが少なく、規則正しい生活ができていた。しかし、1か月前に新しい職場に異動になってから生活が不規則となり、数日前より無断欠勤が続いている。同居している家族に対してA さんは「家にいると仕事のことばかり考えてしまい眠れない。食欲もないし、環境を変えてゆっくり休みたい」と話したため、A さんは家族とともに精神科外来を受診し、休養目的で任意入院することになった。

114 入院後1か月、A さんは十分な休養が得られた。退院後の職場復帰にあたり、Aさんから「仕事がうまくいかないと、すごく混乱して落ち着かなくなってしまう。そうなった時はどうしたら良いか」と看護師に相談があった。A さんへの助言で適切なのはどれか。

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次の文を読み 115〜117 の問いに答えよ。

A さん(57 歳、男性)は、妻(55 歳)と長女(28 歳)の3人暮らし。4年前に直腸癌(rectal cancer)と診断され、手術を受けてストーマを造設した。その後、A さんは直腸癌を再発し、治療を行ったが効果がなく、腹部のがん痛を訴えたため、痛をコントロールする目的で入院した。主治医から A さんと家族に余命4か月程度と告知され、A さんは「痛みは取り除いてほしいが、延命治療は望まない。自宅で好きなことをして過ごしたい」と話している。現在、A さんはオキシコドン塩酸塩を1日2回内服し、痛みがなければ日常生活動作〈ADL〉は、ほぼ自立している。

115 A さんは退院後に訪問診療と訪問看護を利用することになり、今後の支援の方向性を確認するため、退院前に A さんと家族も参加するカンファレンスを開催した。カンファレンスで確認する内容で最も優先度が高いのはどれか。

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次の文を読み 115〜117 の問いに答えよ。

A さん(57 歳、男性)は、妻(55 歳)と長女(28 歳)の3人暮らし。4年前に直腸癌(rectal cancer)と診断され、手術を受けてストーマを造設した。その後、A さんは直腸癌を再発し、治療を行ったが効果がなく、腹部のがん痛を訴えたため、痛をコントロールする目的で入院した。主治医から A さんと家族に余命4か月程度と告知され、A さんは「痛みは取り除いてほしいが、延命治療は望まない。自宅で好きなことをして過ごしたい」と話している。現在、A さんはオキシコドン塩酸塩を1日2回内服し、痛みがなければ日常生活動作〈ADL〉は、ほぼ自立している。

116 退院後、A さんは痛みが強くなってきたため、主治医はオキシコドン塩酸塩を増量したが、A さんは眠気が強くなり「薬を飲みたくない」と訴えた。そのため、フェンタニル貼付剤に切り替え、レスキュー薬としてフェンタニルクエン酸塩舌下錠が処方された。訪問看護師による A さんの家族への痛緩和のための薬物療法の指導で適切なのはどれか。

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次の文を読み 115〜117 の問いに答えよ。

A さん(57 歳、男性)は、妻(55 歳)と長女(28 歳)の3人暮らし。4年前に直腸癌(rectal cancer)と診断され、手術を受けてストーマを造設した。その後、A さんは直腸癌を再発し、治療を行ったが効果がなく、腹部のがん痛を訴えたため、痛をコントロールする目的で入院した。主治医から A さんと家族に余命4か月程度と告知され、A さんは「痛みは取り除いてほしいが、延命治療は望まない。自宅で好きなことをして過ごしたい」と話している。現在、A さんはオキシコドン塩酸塩を1日2回内服し、痛みがなければ日常生活動作〈ADL〉は、ほぼ自立している。

117 退院後3か月。A さんの食事や水分の摂取量は減り、徐々に傾眠傾向になってきた。A さんの妻は訪問看護師に「少し怖いが、できればこのまま自宅で看ていきたい」と話した。A さんを自宅で看取るための訪問看護師の対応で適切なのはどれか。

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次の文を読み 118〜120 の問いに答えよ。

A さん(75 歳、女性)は、脂質異常症(dyslipidemia)と高血圧症(hypertension)で通院中で、定期受診のため、外来待合室で順番を待っていた。A さんは、待合室の雑誌を取ろうと立ち上がり、歩こうとしたところ、右足が思うように動かず引きずって歩いた。外来看護師が声をかけると、A さんは「らいじょうぶ」と返答したが、ろれつが回らなかった。

118 この時の A さんの症状はどれか。

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次の文を読み 118〜120 の問いに答えよ。

A さん(75 歳、女性)は、脂質異常症(dyslipidemia)と高血圧症(hypertension)で通院中で、定期受診のため、外来待合室で順番を待っていた。A さんは、待合室の雑誌を取ろうと立ち上がり、歩こうとしたところ、右足が思うように動かず引きずって歩いた。外来看護師が声をかけると、A さんは「らいじょうぶ」と返答したが、ろれつが回らなかった。

119 検査の結果、A さんは左脳の運動野に脳梗塞(cerebral infarction)を発症していることが分かった。Aさんは3週間の入院治療を経て転院し、2か月間のリハビリテーションを行うことになった。転院先の医療機関に提供する情報で最も優先するのはどれか。

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次の文を読み 118〜120 の問いに答えよ。

A さん(75 歳、女性)は、脂質異常症(dyslipidemia)と高血圧症(hypertension)で通院中で、定期受診のため、外来待合室で順番を待っていた。A さんは、待合室の雑誌を取ろうと立ち上がり、歩こうとしたところ、右足が思うように動かず引きずって歩いた。外来看護師が声をかけると、A さんは「らいじょうぶ」と返答したが、ろれつが回らなかった。

120 A さんは、2か月間のリハビリテーションの結果、健側をつかってベッド上で端坐位ができるようになり、補装具をつければ軽介助で歩行できる状態まで回復した。退院後はベッド柵をつけた介護用ベッドを設置し、自宅で生活をする予定である。A さんが自宅で使用する介護用ベッドの柵の配置を図に示す。ベッド柵の配置で適切なのはどれか。

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