ホーム過去問看護師 看護師国家試験 第110回午前 PART8 2024年10月18日 SHARE ポスト シェア はてブ LINE 2021年2月に実施された看護師国家試験の問題です。午前の第85問から第96問までが出題されます。 看護師国家試験 第110回午前 PART8 2021年2月に実施された看護師国家試験の問題です。午前の第85問から第96問までが出題されます。 1 / 12 85 血液の pH 調節に関わっているのはどれか。2つ選べ。 胃 肺 心 臓 腎 臓 膵 臓 2 / 12 86 悪性貧血(pernicious anemia)で正しいのはどれか。2つ選べ。 黄疸が生じる。 異食症(pica)が出現する。 小球性の貧血である。 胃癌(gastric cancer)の発症率が高い。 自己免疫機序で発症する。 3 / 12 87 労働者災害補償保険法に規定されているのはどれか。2つ選べ。 通勤災害時の療養給付 失業時の教育訓練給付金 災害発生時の超過勤務手当 有害業務従事者の健康診断 業務上の事故による介護補償給付 4 / 12 88 尿管結石症(ureterolithiasis)の治療で適切なのはどれか。2つ選べ。 尿路変更術 血管拡張薬の投与 カルシウム製剤の投与 体外衝撃波砕石術〈ESWL〉 非ステロイド系抗炎症薬の投与 5 / 12 89 A さん(38 歳、女性)は、大腸癌(colon cancer)の終末期である。癌性腹膜炎(cancerous peritonitis)による症状緩和の目的で入院し、鎮痛薬の静脈内注射と高カロリー輸液が開始された。A さんは自宅で過ごしたいと希望したため、医師と看護師で検討し、症状緩和をしながら自宅退院の方向で退院支援カンファレンスを開催することになった。退院支援カンファレンスの参加者で適切なのはどれか。2つ選べ。 薬剤師 言語聴覚士 臨床検査技師 介護支援専門員 ソーシャルワーカー 6 / 12 90 身体的フレイルの評価基準はどれか。2つ選べ。 視力低下 体重減少 聴力低下 歩行速度の低下 腸蠕動運動の低下 7 / 12 次の文を読み 91〜93 の問いに答えよ。A さん(43 歳、女性)は夫と2人暮らし。身長 150 cm、体重 98 kg。既往歴はない。先日、庭で転倒し右腓骨を骨折し、膝関節から足関節までのギプス固定をしている。来週、プレート固定術を受けることになっており、本日は夫と一緒に術前オリエンテーションに来院した。来院時の A さんのバイタルサインは、体温 36.8 ℃、呼吸数16/分、脈拍 80/分、血圧 138/80 mmHg であった。夫によると「妻は、寝ているときはいつも大きないびきと、時々無呼吸があるので、慌てて起こしている」と言う。91 手術までの自宅での A さんの過ごし方で、優先して指導すべき内容はどれか。 食事制限 足趾の運動 ベッド上安静 体位変換の方法 8 / 12 次の文を読み 91〜93 の問いに答えよ。A さん(43 歳、女性)は夫と2人暮らし。身長 150 cm、体重 98 kg。既往歴はない。先日、庭で転倒し右腓骨を骨折し、膝関節から足関節までのギプス固定をしている。来週、プレート固定術を受けることになっており、本日は夫と一緒に術前オリエンテーションに来院した。来院時の A さんのバイタルサインは、体温 36.8 ℃、呼吸数16/分、脈拍 80/分、血圧 138/80 mmHg であった。夫によると「妻は、寝ているときはいつも大きないびきと、時々無呼吸があるので、慌てて起こしている」と言う。92 A さんは入院し、手術を受けた。手術室から病室への帰室後1時間、A さんのバイタルサインは、体温 35.9 ℃、呼吸数 16/分、いびき様呼吸、脈拍 60/分、血圧145/87 mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉96 %(鼻腔カニューレ3L/分酸素投与下)。大きな声で呼ぶと開眼し、簡単な指示に従うことができる。尿量は 70mL/時、血糖値 128 mg/dL であった。看護師が優先して対処すべきAさんの症状・徴候はどれか。 体温 35.9 ℃ いびき様呼吸 血圧 145/87 mmHg 尿量 70 mL/時 血糖値 128 mg/dL 9 / 12 次の文を読み 91〜93 の問いに答えよ。A さん(43 歳、女性)は夫と2人暮らし。身長 150 cm、体重 98 kg。既往歴はない。先日、庭で転倒し右腓骨を骨折し、膝関節から足関節までのギプス固定をしている。来週、プレート固定術を受けることになっており、本日は夫と一緒に術前オリエンテーションに来院した。来院時の A さんのバイタルサインは、体温 36.8 ℃、呼吸数16/分、脈拍 80/分、血圧 138/80 mmHg であった。夫によると「妻は、寝ているときはいつも大きないびきと、時々無呼吸があるので、慌てて起こしている」と言う。93 手術後2日。A さんはバイタルサインも安定しているため、離床の準備を始めることになった。初回離床時に最も注意すべき訴えはどれか。 「息苦しい」 「腰が重い」 「痰が出る」 「傷口が引きつる」 10 / 12 次の文を読み 94〜96 の問いに答えよ。A さん(26 歳、男性)は1か月前から動悸と 20 m 程度の歩行でも息切れが出現するようになった。ぶつけた記憶もないのに下肢に出血斑ができるようになり、医療機関を受診した。A さんは急性白血病(acute leukemia)を疑われ、緊急入院し、後腸骨稜から骨髄穿刺を受けた。身体所見:意識清明、体温 37.2 ℃、呼吸数 17/分、脈拍 124/分、血圧 96/52mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉97 %(room air)、両下肢に散在する出血斑あり。検査所見:Hb 5.1 g/dL、白血球 44,960/μL、血小板 1.5 万/μL、総ビリルビン 1.1mg/dL、尿素窒素 19.4 mg/dL、クレアチニン 0.76 mg/dL、 CRP 2.2 mg/dL。胸部エックス線:縦郭・心陰影・肺野に異常なし。94 A さんの骨髄穿刺の 30 分後に観察すべき項目で優先度が高いのはどれか。 経皮的動脈血酸素飽和度 穿刺部の止血状態 下肢の運動障害 眼瞼結膜 11 / 12 次の文を読み 94〜96 の問いに答えよ。A さん(26 歳、男性)は1か月前から動悸と 20 m 程度の歩行でも息切れが出現するようになった。ぶつけた記憶もないのに下肢に出血斑ができるようになり、医療機関を受診した。A さんは急性白血病(acute leukemia)を疑われ、緊急入院し、後腸骨稜から骨髄穿刺を受けた。身体所見:意識清明、体温 37.2 ℃、呼吸数 17/分、脈拍 124/分、血圧 96/52mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉97 %(room air)、両下肢に散在する出血斑あり。検査所見:Hb 5.1 g/dL、白血球 44,960/μL、血小板 1.5 万/μL、総ビリルビン 1.1mg/dL、尿素窒素 19.4 mg/dL、クレアチニン 0.76 mg/dL、 CRP 2.2 mg/dL。胸部エックス線:縦郭・心陰影・肺野に異常なし。95 A さんは急性骨髄性白血病(acute myeloid leukemia)と診断された。化学療法によって寛解し、造血幹細胞移植を行う方針となった。A さんの造血幹細胞移植で正しいのはどれか。 A さんと骨髄提供者の性別が一致している必要がある。 移植後2週間で退院できる。 移植前処置が必要である。 手術室で行う。 12 / 12 次の文を読み 94〜96 の問いに答えよ。A さん(26 歳、男性)は1か月前から動悸と 20 m 程度の歩行でも息切れが出現するようになった。ぶつけた記憶もないのに下肢に出血斑ができるようになり、医療機関を受診した。A さんは急性白血病(acute leukemia)を疑われ、緊急入院し、後腸骨稜から骨髄穿刺を受けた。身体所見:意識清明、体温 37.2 ℃、呼吸数 17/分、脈拍 124/分、血圧 96/52mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉97 %(room air)、両下肢に散在する出血斑あり。検査所見:Hb 5.1 g/dL、白血球 44,960/μL、血小板 1.5 万/μL、総ビリルビン 1.1mg/dL、尿素窒素 19.4 mg/dL、クレアチニン 0.76 mg/dL、 CRP 2.2 mg/dL。胸部エックス線:縦郭・心陰影・肺野に異常なし。96 造血幹細胞移植後、生着が確認された。皮膚に StageⅠの移植片対宿主病(graft versus host disease)を発症したが、免疫抑制薬の内服を継続しつつ退院することになった。A さんの退院に向けた看護師の指導で正しいのはどれか。2つ選べ。 「皮膚の状態がよくなれば免疫抑制薬は中止してください」 「加熱していない魚介類を食べるのは避けましょう」 「インフルエンザワクチンの接種は避けてください」 「直射日光に当たらないようにしましょう」 「入浴は最小限にしてください」 Your score isThe average score is 0% 0% 続きから コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 メール サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。