ホーム過去問看護師 看護師国家試験 第110回午後 全問題 2024年10月25日 SHARE ポスト シェア はてブ LINE 2021年2月に実施された看護師国家試験の問題です。午後の第1問から第120問までが出題されます。 看護師国家試験 第110回午後 全問題 2021年2月に実施された看護師国家試験の問題です。午後の第1問から第120問までが出題されます。 1 / 120 1 平成 30 年(2018 年)の日本の出生数に最も近いのはどれか。 60 万人 90 万人 120 万人 150 万人 2 / 120 2 平成 29 年(2017 年)の国民健康・栄養調査において、男性で運動習慣のある割合が最も多いのはどれか。 20〜29 歳 40〜49 歳 60〜69 歳 70 歳以上 3 / 120 3 平成 28 年(2016 年)の人口1人当たりの国民医療費で最も近いのはどれか。 13 万円 23 万円 33 万円 43 万円 4 / 120 4 患者の権利について適切なのはどれか。 患者は入院中に無断で外泊できる。 患者は治療後に治療費の金額を決定できる。 患者はセカンドオピニオンを受けることができる。 患者は自分と同じ疾患の患者の連絡先を入手できる。 5 / 120 5 看護師等の人材確保の促進に関する法律に規定されている都道府県ナースセンターの業務はどれか。 訪問看護業務 看護師免許証の交付 訪問入浴サービスの提供 看護師等への無料の職業紹介 6 / 120 6 妊娠初期の感染で児に難聴が生じる可能性が高いのはどれか。 水 痘(varicella) 風 疹(rubella) 麻 疹(measles) 流行性耳下腺炎(mumps) 7 / 120 7 乳歯がすべて生えそろう年齢はどれか。 0~1歳 2~3歳 4~5歳 6~7歳 8 / 120 8 男子の第二次性徴による変化はどれか。 精 通 骨盤の拡大 皮下脂肪の増加 第1大臼歯の萌出 9 / 120 9 医療法に基づき高度医療の提供とそれに関する研修を実施する医療施設はどれか。 診療所 特定機能病院 地域医療支援病院 臨床研究中核病院 10 / 120 10 チーム医療で適切なのはどれか。 他施設との間で行うことはできない。 チームメンバー間で目標を共有する。 チームリーダーは看護師に固定する。 経験年数が同等の者でチームを構成する。 11 / 120 11 健常な成人で心臓壁が最も厚いのはどれか。 右心室 右心房 左心室 左心房 12 / 120 12 後腹膜器官はどれか。 胃 肝 臓 空 腸 腎 臓 13 / 120 13 体温低下を引き起こすのはどれか。 カテコラミンの分泌亢進 甲状腺ホルモンの分泌低下 副甲状腺ホルモン〈PTH〉の分泌低下 副腎皮質刺激ホルモン〈ACTH〉の分泌亢進 14 / 120 14 四肢のうち麻痺している部位を斜線で図に示す。片麻痺はどれか。 1 2 3 4 15 / 120 15 痛風(gout)の患者の血液検査データで高値を示すのはどれか。 尿 酸 尿素窒素 アルブミン トリグリセリド 16 / 120 16 ループ利尿薬について正しいのはどれか。 作用発現が速い。 眠前の服用が望ましい。 抗不整脈薬として用いられる。 副作用〈有害事象〉に高カリウム血症(hyperkalemia)がある。 17 / 120 17 経口投与後の薬物が初回通過効果を受ける場所はどれか。 胃 肝 臓 小 腸 腎 臓 18 / 120 18 自力での摂取が困難な成人患者の食事介助で適切なのはどれか。 水分の少ない食べ物を準備する。 時間をかけずに次々と食物を口に入れる。 患者に食事内容が見える位置に食器を配置する。 患者の下顎が上がるよう高い位置からスプーンを操作する。 19 / 120 19 フィジカルアセスメントにおいて触診で有無を判断するのはどれか。 腱反射 瞳孔反射 腸蠕動運動 リンパ節の腫脹 20 / 120 20 患者の洗髪の介助方法で適切なのはどれか。 30 ℃の湯をかける。 脱脂綿で耳栓をする。 指の腹を使って洗う。 指の腹を使って洗う。 21 / 120 21 空気感染を予防するための医療者の個人防護具で適切なのはどれか。 手 袋 N95 マスク シューズカバー フェイスシールド 22 / 120 22 薬物の有害な作用を予測するために収集する情報はどれか。 居住地 家族構成 運動障害の有無 アレルギーの既往 23 / 120 23 成人の持続点滴静脈内注射のために選択される部位で最も適切なのはどれか。 足 背 鼠 径 前腕内側 肘関節付近 24 / 120 24 自動体外式除細動器〈AED〉の電極パッドの貼付位置を図に示す。適切なのはどれか。 1 2 3 4 25 / 120 25 巨赤芽球性貧血(megaloblastic anemia)の原因はどれか。 ビタミン A 欠乏 ビタミン B12 欠乏 ビタミン C 欠乏 ビタミン E 欠乏 ビタミン K 欠乏 26 / 120 26 生後から 20 歳になるまでの器官の発育発達を示した曲線(Scammon〈スカモン〉の発育発達曲線)を図に示す。胸腺の成長を示すのはどれか。 ① ② ③ ④ 27 / 120 27 腸閉塞(ileus)について正しいのはどれか。 仰臥位の腹部エックス線写真で鏡面像を認める。 経口による水分摂取は少量にする。 イレウス管を小腸に留置する。 抗菌薬の投与は禁忌である。 28 / 120 28 膀胱癌(bladder cancer)について正しいのはどれか。 女性に多い。 尿路上皮癌より腺癌が多い。 経尿道的生検によって治療法を決定する。 表在性の癌に対して膀胱全摘除術が行われる。 29 / 120 29 日本の人口静態統計のもとになる調査はどれか。 患者調査 国勢調査 国民生活基礎調査 国民健康・栄養調査 30 / 120 30 感染症と感染経路の組合せで正しいのはどれか。 結 核(tuberculosis)—–接触感染 麻 疹(measles)—–空気感染 マラリア(malaria)—–飛沫感染 インフルエンザ(influenza)—–経口感染 31 / 120 31 診療記録で正しいのはどれか。 看護記録が含まれる。 開示は保健所長が行う。 1年間の保存義務がある。 閲覧は患者本人に限られる。 32 / 120 32 雇用保険法について正しいのはどれか。 育児休業給付がある。 雇用保険は任意加入である。 雇用保険の保険者は市町村である。 雇用保険料は全額を労働者が負担する。 33 / 120 33 小学校の児童が石けんと流水を用いた手指衛生の手技を習得するために最も適切な学習方法はどれか。 動画を視聴する。 友人と話し合う。 手洗い場で体験する。 養護教諭の話を聞く。 34 / 120 34 呼吸音の変化と原因の組合せで正しいのはどれか。 呼気延長—–胸 水 呼吸音の減弱—–過換気症候群(hyperventilation syndrome) 呼吸音の増強—–無気肺(atelectasis) 肺野での気管支呼吸音の聴取—–肺 炎(pneumonia) 35 / 120 35 ヒューマンエラーを起こす人間の特性で認知的特性はどれか。 同僚への依存 睡眠不足による疲労 同じ作業の連続による注意力低下 パワーハラスメントによる心理的圧迫 36 / 120 36 エアマットレスの使用目的で適切なのはどれか。 体圧分散 体温管理 関節拘縮の予防 末梢循環の促進 37 / 120 37 車椅子による移送で正しいのはどれか。 坂を上るときは、背もたれ側から進む。 段差を上るときは、小車輪を浮かせる。 方向転換をするときは、小車輪を支点にする。 乗り降りをするときは、フットレストを下げる。 38 / 120 38 成人の上腕での触診法による血圧測定で適切なのはどれか。 ゴム囊中央が上腕の正中線に沿うように合わせる。 マンシェットの幅は 13〜17 cm のものを使用する。 加圧後1秒ごとに 10 mmHg 下がる速さで減圧する。 動脈の拍動が触知できなくなった値からさらに 40 mmHg 加圧する。 39 / 120 39 経口薬と食品の関係について、正しいのはどれか。 テトラサイクリン系抗菌薬は牛乳の摂取によって吸収が高まる。 非ステロイド性抗炎症薬は炭酸飲料の摂取によって吸収が早まる。 抗ヒスタミン薬はアルコールの摂取によって副作用〈有害事象〉が出現しやすくなる。 キサンチン系気管支拡張薬は納豆の摂取によって副作用〈有害事象〉が出現しやすくなる。 40 / 120 40 夜勤帯に看護師が病棟のトイレ内で倒れている患者を発見した。呼びかけても反応がない。この看護師が最初に実施すべきなのはどれか。 脈拍を確認する。 胸骨圧迫を開始する。 トイレ内のナースコールで応援を呼ぶ。 自動体外式除細動器〈AED〉を取りに行く。 41 / 120 41 心原性ショックで現れる症状・徴候はどれか。 顔面の紅潮 胸部不快感 血圧の上昇 尿量の増加 42 / 120 42 脳梗塞(cerebral infarction)による右片麻痺がある成人患者に用いる日常生活動作〈ADL〉の評価として適切なのはどれか。 NYHA 分類 Borg〈ボルグ〉スケール Barthel〈バーセル〉インデックス 主観的包括的アセスメント〈subjective global assessment〉 43 / 120 43 現在の日本の終末期医療において、患者の将来の自己決定能力の低下に備えて、患者・家族と医療者が今後の治療・療養についての気がかりや価値観を定期的に話し合って共有し、患者の意向に沿った医療を提供することが望ましいとされている。この内容を示すのはどれか。 グリーフケア 代理意思決定の支援 アドバンス・ケア・プランニング アドバンスディレクティブ〈事前指示〉の支援 44 / 120 44 A さん(34 歳、女性)は、気管支喘息(bronchial asthma)で定期的に通院をしている。朝から喘息発作があり呼吸困難が生じたため、救急外来を受診した。経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉95 %、動脈血液ガス分析(room air)で動脈血酸素分圧〈PaO₂〉90 Torr、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO₂〉55 Torr、 pH 7.30、HCO₃⁻ 25 mEq/L であった。A さんの状態で考えられるのはどれか。 呼吸性アシドーシス 呼吸性アルカローシス 代謝性アシドーシス 代謝性アルカローシス 45 / 120 45 脂質異常症(dyslipidemia)の成人患者に対する食事指導の内容で正しいのはどれか。 不飽和脂肪酸の摂りすぎに注意する。 コレステロール摂取量は1日 600 mg 未満とする。 高トリグリセリド血症(hypertriglyceridemia)では、アルコールを制限する。 高LDL コレステロール血症(high LDL cholesterol)では、トランス脂肪酸の摂取を促す。 46 / 120 46 成人患者の甲状腺全摘出術後における合併症とその症状との組合せで正しいのはどれか。 乳び漏—–嘔 気 術後出血—–ドレーン排液の白濁 反回神経麻痺—–口唇のしびれ 低カルシウム血症(hypocalcemia)—–テタニー 47 / 120 47 A さんは右側の人工股関節全置換術(後方アプローチ)を受けた。A さんへの脱臼予防の生活指導で適切なのはどれか。 「靴はしゃがんで履いてください」 「右側に身体をねじらないでください」 「椅子に座るときは足を組んでください」 「浴室の椅子は膝の高さより低いものを使ってください」 48 / 120 48 後期高齢者医療制度が定められているのはどれか。 介護保険法 老人福祉法 高齢者の医療の確保に関する法律 地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律〈医療介護総合確保推進法〉 49 / 120 49 認知症高齢者とのコミュニケーションで適切なのはどれか。 説得するように話す。 作話があっても話を聞く。 一度に多くの情報を伝える。 同じ内容を繰り返している場合は会話を終了する。 50 / 120 50 平成 25 年(2013 年)の高齢者の地域社会への参加に関する意識調査で、高齢者が参加している活動のうち割合が最も多いのはどれか。 教育・文化 子育て支援 生涯・就業 健康・スポーツ 51 / 120 51 A さん(73 歳、女性)は、既往歴はなく自立した生活を送っていた。最近、尿意を我慢できず尿失禁することがあり、夜間の排尿回数も増えたため、病院を受診した。その結果、過活動膀胱(overactive bladder)と診断された。A さんへの看護師の指導内容で適切なのはどれか。 腹筋を鍛える。 膀胱訓練を行う。 水分摂取を控える。 尿意を感じたらすぐトイレに行く。 52 / 120 52 高齢者のうつ病(depression)の症状はどれか。 意識障害 知能低下 歩行障害 強い不安感 53 / 120 53 平成 29 年度(2017 年度)の人口動態統計における、小児の年齢階級別死因のうち第1位が悪性新生物〈腫瘍〉である年齢階級はどれか。 0歳 1~4歳 5~9歳 10~14歳 54 / 120 54 健康な小児の成長・発達で正しいのはどれか。 情緒は快から不快が分化する。 発達とともにレム睡眠の割合は増える。 体重は出生後1年で出生時の約4倍になる。 身長は出生後1年で出生時の約 1.5 倍になる。 55 / 120 55 生後 10 か月の健康な乳児にみられる神経反射はどれか。 吸啜反射 Moro〈モロー〉反射 Landau〈ランドー〉反射 探索〈ルーティング〉反射 56 / 120 56 フォローアップミルクで正しいのはどれか。 母乳の代替品である。 鉄分が添加されている。 離乳食を食べる直前に与える。 離乳食開始の時期から与え始める。 57 / 120 57 受精と着床についての説明で正しいのはどれか。 卵子が受精能をもつ期間は排卵後 48 時間である。 卵管采で受精が起こる。 受精卵は受精後4、5日で子宮に到達する。 受精卵は桑実胚の段階で着床する。 58 / 120 58 母体保護法で規定されているのはどれか。 育児時間 生理休暇 受胎調節の実地指導 受胎調節の実地指導 59 / 120 59 クラウス, M. H. (M. H. Klaus)とケネル, J. H. (J. H. Kennell)が提唱した絆(ボンディング)について適切なのはどれか。 生まれながらのものである。 母子間の同調性を意味する。 母子相互作用によって促進される。 親との間に子どもが築くものである。 60 / 120 60 早産期の定義はどれか。 妊娠 21週0日から 36週6日 妊娠 22週0日から 36週6日 妊娠 22週0日から 37週6日 妊娠 23週0日から 37週6日 61 / 120 61 妊婦健康診査を受診する時間を確保するために妊婦が事業主に請求できることを規定している法律はどれか。 母子保健法 労働基準法 育児介護休業法 雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律〈男女雇用機会均等法〉 62 / 120 62 アルコールを多飲する人によくみられ、意識障害、眼球運動障害および歩行障害を特徴とするのはどれか。 肝性脳症(hepatic encephalopathy) ペラグラ(pellagra) Wernicke〈ウェルニッケ〉脳症(Wernickeʼs encephalopathy) Creutzfeldt-Jakob〈クロイツフェルト・ヤコブ〉病(Creutzfeldt-Jakob disease) 63 / 120 63 精神障害者保健福祉手帳で正しいのはどれか。 知的障害も交 intellectual disability 付対象である。 取得すると住民税の控除対象となる。 交付によって生活保護費の支給が開始される。 疾病によって障害が永続する人が対象である。 64 / 120 64 攻撃性の高まった成人患者への対応で正しいのはどれか。 患者の正面に立つ。 アイコンタクトは避ける。 身振り手振りは少なくする。 ボディタッチを積極的に用いる。 65 / 120 65 A さん(79 歳、男性)は、1人暮らし。要介護2の認定を受け、訪問看護を利用することになった。初回の訪問時、A さんは敷いたままの布団の上に座っており「便利だから生活に必要なものを手の届くところに置いているんだよ」と話した。A さんの生活様式を尊重した訪問看護師のこのときの声かけで適切なのはどれか。 「外に出て気分転換しませんか」 「昼間は布団をたたみましょう」 「介護保険でベッドの貸与を受けましょう」 「必要なものを身近に置いているのですね」 66 / 120 66 A さん(69 歳、女性)は、主治医、訪問看護師とともに、母(91 歳)を自宅で看取った。死亡確認の直後、A さんは涙ぐみながら「母のためにもっとできることがあったのではないかと申し訳なく思います」と話した。このときに訪問看護師が行う A さんへの対応で最も適切なのはどれか。 遺族の会を紹介する。 母への思いを傾聴する。 遺品を整理することを勧める。 新たなことに取りかかるよう促す。 67 / 120 67 A さん(82 歳、女性)は、脳梗塞(cerebral infarction)の既往があり、要介護2で、夫(85 歳)と2人暮らし。訪問看護師の訪問時、A さんは体温 37.0 ℃、脈拍 62/分、血圧 100/50mmHg、少し汗をかいており、唇の乾燥がみられた。訪問看護師は、翌日予定されている訪問介護の担当者と A さんの援助の方向性について共有することにした。共有する内容で適切なのはどれか。 ポータブルトイレでの排泄に変更する。 水分を多めに摂取するよう促す。 頻繁に寝衣を交換する。 入浴介助を中止する。 68 / 120 68 介護保険制度における地域密着型サービスはどれか。 重度訪問介護 地域活動支援事業 小規模多機能型居宅介護 特定施設入居者生活介護 69 / 120 69 成年後見制度で正しいのはどれか。 任意後見人は裁判所が決定する。 認知症の診断と同時に成年後見制度が適用される。 日常生活自立支援事業の一部として位置付けられる。 成年後見人は財産管理などの手続きを本人の代理で行う。 70 / 120 70 仙骨部に皮下組織に達する褥瘡がある患者が入院となった。患者は車椅子の利用を主治医に許可されている。この患者に対する多職種で行う褥瘡ケアにおいて、受け持ち看護師が担う役割で適切なのはどれか。 薬剤師に外用薬の処方を依頼する。 事務職員に汚染ガーゼの廃棄を依頼する。 介護職員にドレッシング材の選択を依頼する。 理学療法士と車椅子乗車時の除圧方法を検討する。 71 / 120 71 災害時のトリアージで正しいのはどれか。 トリアージタッグは衣服に装着する。 治療優先度の高さはトリアージ区分のⅠ、Ⅱ、Ⅲの順である。 トリアージの判定は患者の到着時および到着後 30 分の2回行う。 最優先に治療を必要とする者には、黄色のトリアージタッグを装着する。 72 / 120 72 国際機関と事業内容の組合せで正しいのはどれか。 国際労働機関〈ILO〉—–難民の帰還支援 世界保健機関〈WHO〉—–保健分野における研究の促進 国連人口基金〈UNFPA〉—–平和維持活動 国連世界食糧計画〈WFP〉—–二国間の国際保健医療協力 73 / 120 73 血漿蛋白質の大部分を合成しているのはどれか。 肺 肝 臓 腎 臓 膵 臓 脾 臓 74 / 120 74 胸膜腔に存在するのはどれか。 滑 液 空 気 血 液 漿 液 粘 液 75 / 120 75 正常な性周期である健常女性の 10 週間の基礎体温を図に示す。 直近の排卵日はどれか。 ① ② ③ ④ ⑤ 76 / 120 76 閉塞性動脈硬化症〈ASO〉(arteriosclerosis obliterans)について正しいのはどれか。 橈骨動脈に好発する。 粥状硬化が原因である。 末梢血流量が増加する。 歩行によって痛みが改善する。 中小動脈の非化膿性炎症で生じる。 77 / 120 77 関節リウマチ(rheumatoid arthritis)で起こる主な炎症はどれか。 滑膜炎 血管炎 骨髄炎 骨軟骨炎 関節周囲炎 78 / 120 78 母子保健法に基づく届出はどれか。 婚姻届 死産届 死亡届 出生届 妊娠届 79 / 120 79 A さん(44 歳、男性、会社員)は、20 年以上の喫煙歴があり、BMI 26 である。会社の健康診断で脂質異常症(dyslipidemia)と高血圧症(hypertension)を指摘された。A さんが発症する危険性が高い疾患はどれか。 Ⅰ型糖尿病(type 1 diabetes mellitus) 潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis) 肺血栓塞栓症(pulmonary thromboembolism) 労作性狭心症(angina of effort) 閉塞性血栓血管炎〈TAO〉(thromboangiitis obliterans) 80 / 120 80 A さん(48 歳、男性、会社員)は、大量の飲酒の後、急激な上腹部痛と背部痛を訴え、救急外来を受診し、急性膵炎(acute pancreatitis)と診断された。A さんの救急外来受診時の血液検査結果で予測されるのはどれか。 血小板数の増加 血清 LDH 値の低下 血清 γ-GTP 値の低下 血清アミラーゼ値の上昇 血清カルシウム値の上昇 81 / 120 81 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律〈精神保健福祉法〉に規定された入院形態で、精神保健指定医2名以上により、精神障害者であり、かつ、医療及び保護のために入院させなければその精神障害のために自身を傷つけ又は他人に害を及ぼすおそれがあると診察の結果が一致した場合に適用されるのはどれか。 応急入院 措置入院 任意入院 医療保護入院 緊急措置入院 82 / 120 82 副交感神経を含む脳神経はどれか。2つ選べ。 動眼神経 三叉神経 内耳神経 迷走神経 舌下神経 83 / 120 83 血圧を上昇させるのはどれか。2つ選べ。 セロトニン ヒスタミン バソプレシン ブラジキニン 心房性ナトリウムペプチド 84 / 120 84 蠕動運動がみられるのはどれか。2つ選べ。 腎動脈 腎 盂 腎 盂 腎 盂 尿 道 85 / 120 85 炎症の4徴候に含まれるのはどれか。2つ選べ。 壊 疽 腫 脹 膿 瘍 発 赤 浮 腫 86 / 120 86 肝硬変(cirrhosis)における Child-Pughz〈チャイルド-ピュー〉分類の判定項目はどれか。2つ選べ。 プロトロンビン時間 血清アルブミン値 血中アンモニア値 血小板数 尿酸値 87 / 120 87 老人福祉法に基づき老人福祉計画の策定をするのはどれか。2つ選べ。 国 市町村 都道府県 福祉事務所 後期高齢者医療広域連合 88 / 120 88 A さん(53 歳、男性、会社員)は、数日前から耳鳴、めまい、耳閉感が出現し、突発性難聴(sudden deafness)と診断され入院となった。副腎皮質ステロイド薬の投与で症状が改善したため退院することになった。入院前の生活習慣は、外食2回/週、飲酒(ビール700 mL)/日、睡眠6時間/日、入浴1回/日、喫煙 20 本/日、散歩2回/週。退院後の生活で、A さんが控えるべき事項はどれか。2つ選べ。 飲 酒 外 食 喫 煙 散 歩 入 浴 89 / 120 89 神経性無食欲症(anorexia nervosa)で正しいのはどれか。2つ選べ。 過食と嘔吐を繰り返す。 腸管で吸収不全がある。 男性では性欲が亢進する。 ボディイメージの歪みがある。 第二次性徴の発現前に発症すると初経は遅れる。 90 / 120 90 6% の次亜塩素酸ナトリウム液を用いて 0.1%次亜塩素酸ナトリウム液を 1,000 mL作るために必要な6% 次亜塩素酸ナトリウム液の量を求めよ。ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。解答: ( ) mL 確認 91 / 120 次の文を読み 91〜93 の問いに答えよ。A さん(64 歳、女性、主婦)は、50 歳で高血圧症(hypertension)と診断され、降圧薬を服用している。栄養指導を受け、食事療法も実施している。趣味はサイクリングと海外旅行である。数か月前からサイクリング中に息苦しさやめまいを感じるようになったため、かかりつけ医から紹介された病院を受診した。外来受診時のバイタルサインは、体温36.8 ℃、呼吸数 24/分、脈拍 40/分、血圧 96/52 mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉98 %(room air)。91 A さんは完全房室ブロック(complete atrioventricular block)が疑われた。A さんに行われる検査で優先されるのはどれか。 心臓超音波検査 12 誘導心電図検査 心臓カテーテル検査 運動負荷心電図検査 92 / 120 次の文を読み 91〜93 の問いに答えよ。A さん(64 歳、女性、主婦)は、50 歳で高血圧症(hypertension)と診断され、降圧薬を服用している。栄養指導を受け、食事療法も実施している。趣味はサイクリングと海外旅行である。数か月前からサイクリング中に息苦しさやめまいを感じるようになったため、かかりつけ医から紹介された病院を受診した。外来受診時のバイタルサインは、体温36.8 ℃、呼吸数 24/分、脈拍 40/分、血圧 96/52 mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉98 %(room air)。92 検査の結果、A さんは完全房室ブロック(complete atrioventricular block)と診断された。今後、A さんに起こりやすいのはどれか。 脳虚血 肺塞栓症 pulmonary embolism 不安定狭心症 unstable angina 心タンポナーデ cardiac tamponade 93 / 120 次の文を読み 91〜93 の問いに答えよ。A さん(64 歳、女性、主婦)は、50 歳で高血圧症(hypertension)と診断され、降圧薬を服用している。栄養指導を受け、食事療法も実施している。趣味はサイクリングと海外旅行である。数か月前からサイクリング中に息苦しさやめまいを感じるようになったため、かかりつけ医から紹介された病院を受診した。外来受診時のバイタルサインは、体温36.8 ℃、呼吸数 24/分、脈拍 40/分、血圧 96/52 mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉98 %(room air)。93 その後、A さんにはペースメーカー植込み術が行われ、看護師は退院後の電磁干渉について説明を行った。A さんからは「生活の中でどのようなことに注意をすれば良いですか」と質問があった。A さんが最も注意する必要がある状況はどれか。 新幹線への乗車 パーソナルコンピュータの使用 電動アシスト付き自転車での移動 電子商品監視装置〈Electronic Article Surveillance:EAS〉の通過 94 / 120 次の文を読み 94〜96 の問いに答えよ。A さん(47 歳、女性、会社員)は、夫(54 歳)と2人暮らし。6か月前から月経不順になり、閉経前の症状と思い様子をみていた。しかし、徐々に普段の月経時の出血量よりも多くなり、下腹部痛が出現してきたため、病院の婦人科外来を受診した。診察後、経腟超音波検査の指示が出され、看護師は A さんに検査について説明することになった。94 A さんへの経腟超音波検査の説明で正しいのはどれか。 検査が終了するまで絶飲食にする。 検査前に排尿するよう促す。 検査は側臥位で行う。 検査後1時間は安静にする。 95 / 120 次の文を読み 94〜96 の問いに答えよ。A さん(47 歳、女性、会社員)は、夫(54 歳)と2人暮らし。6か月前から月経不順になり、閉経前の症状と思い様子をみていた。しかし、徐々に普段の月経時の出血量よりも多くなり、下腹部痛が出現してきたため、病院の婦人科外来を受診した。診察後、経腟超音波検査の指示が出され、看護師は A さんに検査について説明することになった。95 A さんは、経腟超音波検査で異常所見が認められ、その後の精密検査で子宮体癌(uterine corpus cancer)と診断されて準広汎子宮全摘出術と両側付属器(卵巣、卵管)切除術を受けた。術後の経過はよく、排尿障害もなく順調に回復していた。術後 12 日目のバイタルサイン測定時に「身体のほてりがあり、急に汗が出るようになったりして、夜もよく眠れません。そのためかイライラします」と看護師に訴えた。A さんに出現している症状の原因はどれか。 エストロゲンの減少 プロラクチンの減少 アンドロゲンの増加 オキシトシンの増加 プロゲステロンの増加 96 / 120 次の文を読み 94〜96 の問いに答えよ。A さん(47 歳、女性、会社員)は、夫(54 歳)と2人暮らし。6か月前から月経不順になり、閉経前の症状と思い様子をみていた。しかし、徐々に普段の月経時の出血量よりも多くなり、下腹部痛が出現してきたため、病院の婦人科外来を受診した。診察後、経腟超音波検査の指示が出され、看護師は A さんに検査について説明することになった。96 A さんはその後、順調に経過し退院した。退院後、初回の外来受診時に看護師が A さんに心配なことを尋ねると「退院のときも性生活の説明を聞きましたが、子宮がなくなって自分の身体がどう変化しているかわからないし、やっぱり性生活のことが気がかりです。夫も私の身体を気遣ってくれて、今日も一緒に病院に来てくれました」と語った。A さんへの性生活の説明で適切なのはどれか。 術後1年までは性行為を控える。 夫と別々に説明することを提案する。 性行為再開後は避妊を続けてもらう。 腟の乾燥に対して潤滑ゼリーを用いるとよい。 97 / 120 次の文を読み 97〜99 の問いに答えよ。A さん(75 歳、女性)は、1人暮らし。高血圧症(hypertension)の内服治療をしているが、その他に既往歴はない。認知機能は問題ない。軽度の円背があるが、日常生活動作〈ADL〉は自立している。簡単な家事は自分で行っており、家の中で過ごすことが多かった。近所に住む長女が時々、A さんの様子を見に来ていた。ある日、A さんは自宅の階段を踏み外して転落し、横向きになったまま動けなくなったところを訪問してきた長女に発見され、救急車で病院に運ばれ、右大腿骨頸部骨折(femoral neck fracture)と診断された。そのまま入院し、緊急手術を行うことになった。97 手術前オリエンテーションの際の看護師の説明内容で適切なのはどれか。 「手術はすぐに終わります」 「手術後はすぐに水を飲めます」 「手術後は両足とも動かしてはいけません」 「手術後は背中にクッションを当てます」 98 / 120 次の文を読み 97〜99 の問いに答えよ。A さん(75 歳、女性)は、1人暮らし。高血圧症(hypertension)の内服治療をしているが、その他に既往歴はない。認知機能は問題ない。軽度の円背があるが、日常生活動作〈ADL〉は自立している。簡単な家事は自分で行っており、家の中で過ごすことが多かった。近所に住む長女が時々、A さんの様子を見に来ていた。ある日、A さんは自宅の階段を踏み外して転落し、横向きになったまま動けなくなったところを訪問してきた長女に発見され、救急車で病院に運ばれ、右大腿骨頸部骨折(femoral neck fracture)と診断された。そのまま入院し、緊急手術を行うことになった。98 手術後 14 日。A さんは、回復期リハビリテーション病棟のトイレ付きの個室に移動した。A さんは歩行訓練を行っているが、立ち上がるときにバランスを崩しやすく「夜トイレに行こうとしてベッドから立ち上がるときに、ふらふらする。また転んでしまうのが怖い」と言っている。このときの看護師の対応で最も適切なのはどれか。 ポータブルトイレを置く。 ベッドに移動介助バーを付ける。 ベッドの頭部側を 45 度挙上する。 夜間はヒッププロテクターを装着する。 99 / 120 次の文を読み 97〜99 の問いに答えよ。A さん(75 歳、女性)は、1人暮らし。高血圧症(hypertension)の内服治療をしているが、その他に既往歴はない。認知機能は問題ない。軽度の円背があるが、日常生活動作〈ADL〉は自立している。簡単な家事は自分で行っており、家の中で過ごすことが多かった。近所に住む長女が時々、A さんの様子を見に来ていた。ある日、A さんは自宅の階段を踏み外して転落し、横向きになったまま動けなくなったところを訪問してきた長女に発見され、救急車で病院に運ばれ、右大腿骨頸部骨折(femoral neck fracture)と診断された。そのまま入院し、緊急手術を行うことになった。99 A さんの退院日が決定した。看護師は、A さんの退院前の指導を行うことになった。A さんから「医師から骨がもろくなっていると言われました。これ以上悪くならないように何をすればよいでしょうか」と質問があった。A さんへの看護師の説明で適切なのはどれか。 「体操は控えましょう」 「炭酸飲料を飲みましょう」 「果物を積極的に摂りましょう」 「日光を浴びるようにしましょう」 100 / 120 次の文を読み 100〜102 の問いに答えよ。A ちゃん(生後3週)は、在胎 40 週、3,070 g で出生した。生後5日で退院し、退院時の体重は 3,080 g であった。完全母乳栄養である。現病歴:5日前から嘔吐があり、次第に哺乳のたびに噴水状に嘔吐するようになった。今朝も嘔吐があり、吐物は白色である。排尿もないため家族に連れられ来院した。A ちゃんは肥厚性幽門狭窄症(hypertrophic pyloric stenosis)が疑われ入院した。身体所見:体重 3,380 g、体温 36.7 ℃。脈拍 120/分、整。血圧 74/52 mmHg。大泉門は陥凹、皮膚のツルゴールは低下、上腹部は軽度膨隆。検査所見:白血球 9,600/μL。Na 131 mEq/L、K 3.4 mEq/L、Cl 86 mEq/L、CRP0.1 mg/dL。100 A ちゃんの状態のアセスメントで正しいのはどれか。 脱水症(dehydration)は軽度である。 非胆汁性嘔吐である。 炎症反応の上昇がある。 出生後の体重増加は良好である。 101 / 120 次の文を読み 100〜102 の問いに答えよ。A ちゃん(生後3週)は、在胎 40 週、3,070 g で出生した。生後5日で退院し、退院時の体重は 3,080 g であった。完全母乳栄養である。現病歴:5日前から嘔吐があり、次第に哺乳のたびに噴水状に嘔吐するようになった。今朝も嘔吐があり、吐物は白色である。排尿もないため家族に連れられ来院した。A ちゃんは肥厚性幽門狭窄症(hypertrophic pyloric stenosis)が疑われ入院した。身体所見:体重 3,380 g、体温 36.7 ℃。脈拍 120/分、整。血圧 74/52 mmHg。大泉門は陥凹、皮膚のツルゴールは低下、上腹部は軽度膨隆。検査所見:白血球 9,600/μL。Na 131 mEq/L、K 3.4 mEq/L、Cl 86 mEq/L、CRP0.1 mg/dL。101 検査の結果、A ちゃんは肥厚性幽門狭窄症(hypertrophic pyloric stenosis)と診断された。A ちゃんは直ちに絶飲食となり、経鼻胃管が留置され、持続点滴静脈内注射が開始された。担当医師と家族とが治療方針を話し合った結果、全身状態が安定したあとに手術をする方針になった。A ちゃんの術前看護で正しいのはどれか。 浣腸を1日2回行う。 尿量の測定は不要である。 経鼻胃管は自然開放とする。 A ちゃんを抱っこすることは禁忌である。 102 / 120 次の文を読み 100〜102 の問いに答えよ。A ちゃん(生後3週)は、在胎 40 週、3,070 g で出生した。生後5日で退院し、退院時の体重は 3,080 g であった。完全母乳栄養である。現病歴:5日前から嘔吐があり、次第に哺乳のたびに噴水状に嘔吐するようになった。今朝も嘔吐があり、吐物は白色である。排尿もないため家族に連れられ来院した。A ちゃんは肥厚性幽門狭窄症(hypertrophic pyloric stenosis)が疑われ入院した。身体所見:体重 3,380 g、体温 36.7 ℃。脈拍 120/分、整。血圧 74/52 mmHg。大泉門は陥凹、皮膚のツルゴールは低下、上腹部は軽度膨隆。検査所見:白血球 9,600/μL。Na 131 mEq/L、K 3.4 mEq/L、Cl 86 mEq/L、CRP0.1 mg/dL。102 入院後3日。A ちゃんは全身状態が安定し、全身麻酔下で腹腔鏡を用いた粘膜外幽門筋切開術(Ramstedt〈ラムステッド〉手術)を受けた。術後の看護で適切なのはどれか。 授乳前後の排気 人工乳への変更 予防接種の計画立案 腸管の縫合不全の観察 103 / 120 次の文を読み 103〜105 の問いに答えよ。A ちゃん(5か月、女児)は、父親(会社員)、母親(主婦)、兄の B 君(3歳)と4人家族である。近所に祖父母が住んでいる。A ちゃんは3日前から鼻汁と咳嗽があり、昨日夕方より 39 ℃の発熱がみられ小児科外来を受診した。自宅で哺乳量の低下はなく、1日に1、2回咳嗽とともに嘔吐がみられていた。来院時、体温 39.3 ℃、呼吸数 45/分、脈拍 142/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉98 %(room air)であった。診察と検査の結果、RS ウイルスによる急性細気管支炎(acute bronchiolitis)と診断され、去痰薬が処方された。103 診察後、家庭でのケアについて A ちゃんの母親に指導することになった。看護師の指導で適切なのはどれか。 「1回に飲むミルクの量を多くしてください」 「哺乳前に鼻水を器具で吸引してあげてください」 「去痰薬は、ミルクを飲んだ後に飲ませてください」 「授乳後は仰向けで寝かせてください」 104 / 120 次の文を読み 103〜105 の問いに答えよ。A ちゃん(5か月、女児)は、父親(会社員)、母親(主婦)、兄の B 君(3歳)と4人家族である。近所に祖父母が住んでいる。A ちゃんは3日前から鼻汁と咳嗽があり、昨日夕方より 39 ℃の発熱がみられ小児科外来を受診した。自宅で哺乳量の低下はなく、1日に1、2回咳嗽とともに嘔吐がみられていた。来院時、体温 39.3 ℃、呼吸数 45/分、脈拍 142/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉98 %(room air)であった。診察と検査の結果、RS ウイルスによる急性細気管支炎(acute bronchiolitis)と診断され、去痰薬が処方された。104 A ちゃんは、発熱が続き、哺乳量が減ってきたため2日後に再度来院した。来院時、体温 39.4 ℃、呼吸数 60/分、脈拍 154/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉92 %(room air)、口唇色と顔色はやや不良であった。胸部エックス線撮影で肺炎像は認められない。A ちゃんは、経口摂取不良と呼吸困難のため、母親が付き添って入院することとなった。酸素吸入と点滴静脈内注射が開始された。入院前の A ちゃんについて母親から収集すべき情報で優先度が高いのはどれか。 去痰薬の内服状況 最終排尿の時間 皮膚搔痒の有無 排便の状況 105 / 120 次の文を読み 103〜105 の問いに答えよ。A ちゃん(5か月、女児)は、父親(会社員)、母親(主婦)、兄の B 君(3歳)と4人家族である。近所に祖父母が住んでいる。A ちゃんは3日前から鼻汁と咳嗽があり、昨日夕方より 39 ℃の発熱がみられ小児科外来を受診した。自宅で哺乳量の低下はなく、1日に1、2回咳嗽とともに嘔吐がみられていた。来院時、体温 39.3 ℃、呼吸数 45/分、脈拍 142/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉98 %(room air)であった。診察と検査の結果、RS ウイルスによる急性細気管支炎(acute bronchiolitis)と診断され、去痰薬が処方された。105 入院後7日、A ちゃんは症状が軽快し、哺乳量も増加して翌日の金曜日に退院が決定した。母親は「A はだいぶ元気になりました。でも B が泣いたり、かんしゃくをおこしたりすることが増えているようです。どうしたらいいでしょう」と看護師に相談した。入院中、土曜日、日曜日は父親が B 君の世話をしており、平日は祖父母が世話をしているとのことであった。退院時、父親は休暇をとり A ちゃんと母親を迎えに来る予定である。母親への看護師の対応として適切なのはどれか。 「B 君のかかりつけ医に相談しましょう」 「B 君の保育所への入所を検討しましょう」 「B 君に関わる時間をたっぷりとりましょう」 「お兄ちゃんだから頑張りなさいと伝えましょう」 106 / 120 次の文を読み 106〜108 の問いに答えよ。A さん(30 歳、初産婦)は妊娠 39 週3日で陣痛発来し、4時に入院した。その後、陣痛が増強して順調な分娩進行と診断されて、11 時 45 分の診察で子宮口が8cm 開大となった。看護師が 12 時に昼食を配膳にいくと A さんは額に汗をかいて、側臥位で「陣痛がつらくて何も飲んだり食べたりしたくありません」と言っている。陣痛発作時は強い産痛と努責感を訴え、目を硬く閉じて呼吸を止めて全身に力を入れている。106 A さんへの看護で最も適切なのはどれか。 坐位になるよう勧める。 シャワー浴を勧める。 食事摂取を促す。 呼吸法を促す。 107 / 120 次の文を読み 106〜108 の問いに答えよ。A さん(30 歳、初産婦)は妊娠 39 週3日で陣痛発来し、4時に入院した。その後、陣痛が増強して順調な分娩進行と診断されて、11 時 45 分の診察で子宮口が8cm 開大となった。看護師が 12 時に昼食を配膳にいくと A さんは額に汗をかいて、側臥位で「陣痛がつらくて何も飲んだり食べたりしたくありません」と言っている。陣痛発作時は強い産痛と努責感を訴え、目を硬く閉じて呼吸を止めて全身に力を入れている。107 A さんは 16 時 15 分、3,300 g の男児を経腟分娩で出産した。Apgar〈アプガー〉スコアは1分後9点。胎盤娩出直後から凝血の混じった暗赤色の性器出血が持続している。この時点での出血量は 600 mL。臍高で柔らかい子宮底を触れた。脈拍90/分、血圧 116/76 mmHg。意識は清明。A さんは「赤ちゃんの元気な泣き声を聞いて安心しました」と言っている。このときの看護師の A さんへの対応で最も適切なのはどれか。 子宮底の輪状マッサージを行う。 膀胱留置カテーテルを挿入する。 水分摂取を促す。 全身清拭を行う。 108 / 120 次の文を読み 106〜108 の問いに答えよ。A さん(30 歳、初産婦)は妊娠 39 週3日で陣痛発来し、4時に入院した。その後、陣痛が増強して順調な分娩進行と診断されて、11 時 45 分の診察で子宮口が8cm 開大となった。看護師が 12 時に昼食を配膳にいくと A さんは額に汗をかいて、側臥位で「陣痛がつらくて何も飲んだり食べたりしたくありません」と言っている。陣痛発作時は強い産痛と努責感を訴え、目を硬く閉じて呼吸を止めて全身に力を入れている。108 A さんの分娩経過は以下のとおりであった。2 時 00 分 陣痛周期 10 分4 時 00 分 入院15 時 00 分 分娩室入室15 時 30 分 子宮口全開大16 時 00 分 自然破水16 時 15 分 児娩出16 時 30 分 胎盤娩出A さんの分娩所要時間はどれか。 12 時間 30 分 14 時間 15 分 14 時間 30 分 16 時間 30 分 109 / 120 次の文を読み 109〜111 の問いに答えよ。A さん(32 歳、男性)は、仕事上のストレスを抱えていた際に知人から誘われ、覚せい剤を常用するようになり逮捕された。保釈後、薬物依存症の治療を受けることができる精神科病院に入院し、治療プログラムに参加することになった。109 入院時の A さんへの看護師の対応として適切なのはどれか。 二度と使用しないと約束させる。 回復が期待できる病気であることを伝える。 使用をやめられなかったことに対する反省を促す。 自分で薬物を断ち切る強い意志を持つように伝える。 110 / 120 次の文を読み 109〜111 の問いに答えよ。A さん(32 歳、男性)は、仕事上のストレスを抱えていた際に知人から誘われ、覚せい剤を常用するようになり逮捕された。保釈後、薬物依存症の治療を受けることができる精神科病院に入院し、治療プログラムに参加することになった。110 入院2週後、A さんは病棟生活のルールを守ることができず、それを注意した看護師に対して攻撃的になることがあった。別の看護師が A さんに理由を尋ねると「指図するような話し方をされると、暴力的だった父親を思い出し、冷静でいられなくなる」と話した。このとき A さんに起こっているのはどれか。 転 移 逆転移 躁的防衛 反動形成 111 / 120 次の文を読み 109〜111 の問いに答えよ。A さん(32 歳、男性)は、仕事上のストレスを抱えていた際に知人から誘われ、覚せい剤を常用するようになり逮捕された。保釈後、薬物依存症の治療を受けることができる精神科病院に入院し、治療プログラムに参加することになった。111 入院後1か月、A さんは「正直に言うと、今も覚せい剤を使いたいという気持ちがある。もし誘いがあったら、使いたい気持ちを抑えきれないだろう」と悩みを打ち明けた。A さんの状態のアセスメントとして適切なのはどれか。 否 認 共依存 身体依存 精神依存 離脱症状 112 / 120 次の文を読み 112〜114の問いに答えよ。A さん(35 歳、男性)は1人暮らし。両親は他県に住んでいる。30 歳のときに双極性障害(bipolar disorder)と診断され、これまでに4回の入退院を繰り返している。給料をインターネットゲームの利用料金で度々使い果たし、それが原因で両親と何度も口論になったことがある。仕事では同僚とトラブルを起こすたびに転職を繰り返しており、今回も同僚と口論になり自ら退職した。A さんは「前の職場の同僚に嫌がらせをしてやる」と母親に電話をかけ、心配した両親が一緒に精神科病院を受診した。診察室では多弁で大きな声を出し、椅子を蹴るなどの行為がみられた。医師の診察の結果、入院して治療することになった。112 入院時、A さんの BMI は 29.5。この数日は食事をとっていなかった。入院後も興奮状態がおさまらず、壁に頭を打ちつけはじめたため、医師から抗精神病薬の点滴静脈内注射と身体的拘束の指示がでた。身体的拘束中の A さんの看護で正しいのはどれか。2つ選べ。 水分摂取は最小限にする。 肺血栓塞栓症(pulmonary thromboembolism)を予防する。 頻回に様子を見に来ることを伝える。 身体的拘束の原因となった行為を一緒に振り返る。 興奮状態が落ち着いたら看護師の判断で身体的拘束を解除する。 113 / 120 次の文を読み 112〜114の問いに答えよ。A さん(35 歳、男性)は1人暮らし。両親は他県に住んでいる。30 歳のときに双極性障害(bipolar disorder)と診断され、これまでに4回の入退院を繰り返している。給料をインターネットゲームの利用料金で度々使い果たし、それが原因で両親と何度も口論になったことがある。仕事では同僚とトラブルを起こすたびに転職を繰り返しており、今回も同僚と口論になり自ら退職した。A さんは「前の職場の同僚に嫌がらせをしてやる」と母親に電話をかけ、心配した両親が一緒に精神科病院を受診した。診察室では多弁で大きな声を出し、椅子を蹴るなどの行為がみられた。医師の診察の結果、入院して治療することになった。113 入院後1週、身体的拘束は解除された。A さんは常に動き回り、他の患者への過干渉が続いている。食事中に立ち上がりホールから出ていこうとするため、看護師が止めると強い口調で言い返してくる。A さんは「ゲーム関連の仕事を探したい。早く退院させろ」と1日に何度も看護師に訴えるが、主治医は退院を許可していない。A さんへの対応で適切なのはどれか。 休息できる場所へ誘導する。 過干渉となる理由を確認する。 退院後は家族と暮らすように提案する。 仕事に必要なスキルについて話し合う。 114 / 120 次の文を読み 112〜114の問いに答えよ。A さん(35 歳、男性)は1人暮らし。両親は他県に住んでいる。30 歳のときに双極性障害(bipolar disorder)と診断され、これまでに4回の入退院を繰り返している。給料をインターネットゲームの利用料金で度々使い果たし、それが原因で両親と何度も口論になったことがある。仕事では同僚とトラブルを起こすたびに転職を繰り返しており、今回も同僚と口論になり自ら退職した。A さんは「前の職場の同僚に嫌がらせをしてやる」と母親に電話をかけ、心配した両親が一緒に精神科病院を受診した。診察室では多弁で大きな声を出し、椅子を蹴るなどの行為がみられた。医師の診察の結果、入院して治療することになった。114 入院後2か月、A さんの状態は落ち着き、退院に向けての準備が進められている。A さんは、「会社で同僚と言い合いになってこれまでも仕事を変わってきた。そのたびに調子が悪くなって、何度も入院した。家族と言い合いをしたぐらいで近所から苦情があって、嫌になって引っ越した」と看護師に訴えた。A さんの退院に向けて連携をとる機関はどれか。 警 察 保健所 保護観察所 地域活動支援センター 115 / 120 次の文を読み 115〜117 の問いに答えよ。A さん(37 歳、男性)は妻(40 歳、会社員)と2人暮らし。筋強直性ジストロフィー(myotonic dystrophy)で週5回の訪問介護を利用していた。1か月前に傾眠傾向が著明となり入院して精査した結果、睡眠時無呼吸に対して夜間のみフェイスマスクを用いた非侵襲的陽圧換気療法が導入された。A さんは四肢遠位筋に筋萎縮と筋力低下があるが、室内の移動は電動車椅子を操作して自力で行え、食事も準備すれば妻と同じものを摂取できる。退院後、週1回午後に訪問看護が導入されることになった。115 訪問看護と訪問介護の担当者、A さんと妻を含めた退院前カンファレンスが開催された。妻から「夜間に停電になったらどうすればよいですか」と発言があった。このときの妻への訪問看護師の対応で適切なのはどれか。 電動式でない車椅子を購入するよう勧める。 訪問看護事業所が発電機を貸し出すと伝える。 バッグバルブマスクでの用手換気の指導を行う。 停電時にハザードマップを確認するよう提案する。 116 / 120 次の文を読み 115〜117 の問いに答えよ。A さん(37 歳、男性)は妻(40 歳、会社員)と2人暮らし。筋強直性ジストロフィー(myotonic dystrophy)で週5回の訪問介護を利用していた。1か月前に傾眠傾向が著明となり入院して精査した結果、睡眠時無呼吸に対して夜間のみフェイスマスクを用いた非侵襲的陽圧換気療法が導入された。A さんは四肢遠位筋に筋萎縮と筋力低下があるが、室内の移動は電動車椅子を操作して自力で行え、食事も準備すれば妻と同じものを摂取できる。退院後、週1回午後に訪問看護が導入されることになった。116 退院前カンファレンスで、訪問介護の担当者から、これまでと同様に退院後も昼食の準備と後始末、口腔ケア、入浴介助を行う予定と発言があった。訪問看護師は訪問介護の担当者に、A さんの状態の変化に気付いたら連絡がほしいと協力を求めた。訪問介護の担当者に説明する A さんの状態の変化で、特に注意が必要なのはどれか。 傾眠傾向 眼の充血 口腔内の乾燥 食事摂取量の低下 117 / 120 次の文を読み 115〜117 の問いに答えよ。A さん(37 歳、男性)は妻(40 歳、会社員)と2人暮らし。筋強直性ジストロフィー(myotonic dystrophy)で週5回の訪問介護を利用していた。1か月前に傾眠傾向が著明となり入院して精査した結果、睡眠時無呼吸に対して夜間のみフェイスマスクを用いた非侵襲的陽圧換気療法が導入された。A さんは四肢遠位筋に筋萎縮と筋力低下があるが、室内の移動は電動車椅子を操作して自力で行え、食事も準備すれば妻と同じものを摂取できる。退院後、週1回午後に訪問看護が導入されることになった。117 退院後1週、訪問看護師は A さんの鼻根部の皮膚に発赤があることに気付いた。訪問看護師の妻への対応で適切なのはどれか。 「鼻マスクに変更しましょう」 「発赤部位は洗わないようにしましょう」 「人工呼吸器の装着時間は短くしましょう」 「フェイスマスクのベルトは指が2本入る程度に固定しましょう」 118 / 120 次の文を読み 118〜120 の問いに答えよ。A さん(88 歳、男性)は、10 年前に脳梗塞(cerebral infarction)を発症し左半身麻痺の後遺症がある。杖歩行はでき、要介護2で介護保険サービスを利用中である。A さんが最近食欲がなく、水分もあまり摂らず、いつもと様子が違うことを心配した妻が A さんに付き添って受診した。身体所見:呼びかけに対して返答はあるが反応はやや遅い。麻痺の症状に変化はない。バイタルサインは、体温 37.5 ℃、呼吸数 20/分、脈拍 100/分、血圧 140/60mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉98 %(room air)。検査所見:赤血球 410 万/μL、白血球 6,800/μL、Ht 50 %、総蛋白 6.5 g/dL、尿素窒素 25 mg/dL、 Na 150 mEq/L、K3.8 mEq/L、 血 糖 値 110 mg/dL、 CRP 0.01mg/dL。胸部エックス線写真に異常なし。118 A さんの状態をアセスメントするために、外来看護師が収集すべき情報で優先度が高いのはどれか。 口渇感 呼吸音 尿比重 腹部膨満感 119 / 120 次の文を読み 118〜120 の問いに答えよ。A さん(88 歳、男性)は、10 年前に脳梗塞(cerebral infarction)を発症し左半身麻痺の後遺症がある。杖歩行はでき、要介護2で介護保険サービスを利用中である。A さんが最近食欲がなく、水分もあまり摂らず、いつもと様子が違うことを心配した妻が A さんに付き添って受診した。身体所見:呼びかけに対して返答はあるが反応はやや遅い。麻痺の症状に変化はない。バイタルサインは、体温 37.5 ℃、呼吸数 20/分、脈拍 100/分、血圧 140/60mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉98 %(room air)。検査所見:赤血球 410 万/μL、白血球 6,800/μL、Ht 50 %、総蛋白 6.5 g/dL、尿素窒素 25 mg/dL、 Na 150 mEq/L、K3.8 mEq/L、 血 糖 値 110 mg/dL、 CRP 0.01mg/dL。胸部エックス線写真に異常なし。119 A さんは入院となり、点滴静脈内注射が開始された。入院当日の夜間、A さんは「ここはどこか、家に帰る」などと言い、点滴ラインを触ったり杖を使わずにトイレに1人で行こうとしたりして落ち着かず、ほとんど眠っていなかったと夜勤の看護師から日勤の看護師に申し送りがあった。日勤で A さんを受け持つ看護師の対応として適切なのはどれか。2つ選べ。 時計を A さんから見える場所に置く。 主治医に A さんの退院について相談する。 日中は A さんにスタッフステーションで過ごしてもらう。 点滴ラインが A さんの視界に入らないようにする。 日中は A さんの病室の窓のカーテンを閉めておく。 120 / 120 次の文を読み 118〜120 の問いに答えよ。A さん(88 歳、男性)は、10 年前に脳梗塞(cerebral infarction)を発症し左半身麻痺の後遺症がある。杖歩行はでき、要介護2で介護保険サービスを利用中である。A さんが最近食欲がなく、水分もあまり摂らず、いつもと様子が違うことを心配した妻が A さんに付き添って受診した。身体所見:呼びかけに対して返答はあるが反応はやや遅い。麻痺の症状に変化はない。バイタルサインは、体温 37.5 ℃、呼吸数 20/分、脈拍 100/分、血圧 140/60mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO₂〉98 %(room air)。検査所見:赤血球 410 万/μL、白血球 6,800/μL、Ht 50 %、総蛋白 6.5 g/dL、尿素窒素 25 mg/dL、 Na 150 mEq/L、K3.8 mEq/L、 血 糖 値 110 mg/dL、 CRP 0.01mg/dL。胸部エックス線写真に異常なし。120 入院から1週が経過し、A さんのバイタルサインなどは正常となり、食事も摂取できるようになった。A さんの妻は「先生からそろそろ退院できるといわれましたが、夫はほとんどベッド上で過ごしており、トイレまで歩けそうにありません。これで退院できるか不安です」と看護師に話した。現在の A さんの日常生活動作〈ADL〉は、起立時にふらつきがみられ、歩行は不安定である。ポータブルトイレを使用して排泄している。現在の A さんの状況から、退院に向けて看護師が連携する者で適切なのはどれか。2つ選べ。 薬剤師 民生委員 管理栄養士 理学療法士 介護支援専門員 Your score isThe average score is 0% 0% 続きから コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 メール サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。