ホーム過去問看護師 看護師国家試験 第112回午後 PART6 2024年9月30日 SHARE ポスト シェア はてブ LINE 2023年2月に実施された看護師国家試験の問題です。午後の第61問から第72問までが出題されます。 看護師国家試験 第112回午後 PART6 2023年2月に実施された看護師国家試験の問題です。午後の第61問から第72問までが出題されます。 1 / 12 61 産褥期の生理的変化で正しいのはどれか。 児が乳頭を吸啜することによってオキシトシンが分泌される。 子宮が非妊時の大きさに戻るのは分娩後約2週である。 分娩後は一時的に尿量が減少する。 プロゲステロンが増加する。 2 / 12 62 大規模災害が発生し、被災した住民は自治体が設置した避難所に集まり避難生活を始めた。発災3日、自治体から派遣された看護師は避難所の片隅で涙ぐんでいるA さんへの関わりを始めた。A さんは「悲しい気持ちが止まりません」と話している。このときの A さんへの看護師の発言で適切なのはどれか。 「災害以外のことを何か考えましょう」 「あなたの悲しい気持ちは乗り越えられるものですよ」 「悲しい気持ちが止まらないのは異常なことではないですよ」 「みんなが大変なのですから A さんも元気を出してください」 3 / 12 63 精神病床に入院し、身体的拘束が必要となる攻撃性の高い精神疾患患者のケアで正しいのはどれか。 心的外傷〈トラウマ〉体験を想定して支援を行う。 患者が暴力行為に及んだ場合は積極的に反省を促す。 患者の攻撃性が収まるまで疾患や治療の教育を行うことは避ける。 患者の身体的拘束が解除されてから病棟のスケジュールの説明を行う。 4 / 12 64 一般の事業所や企業に就労を希望する精神障害者に対して行う支援で、24 か月間を原則として就職に必要な訓練や求職活動を行うのはどれか。 就労移行支援 自立生活援助 ピアサポート 就労継続支援 A 型 5 / 12 65 A さん(70 歳、男性)は神経因性膀胱(neurogenic bladder)のため、膀胱留置カテーテルを挿入し在宅療養を開始することになった。A さんが行う膀胱留置カテーテルの管理で適切なのはどれか。 外出前に蓄尿バッグの尿を廃棄する。 カテーテルは大腿の内側に固定する。 蓄尿バッグに遮光カバーをかぶせる。 カテーテルと蓄尿バッグの接続は外さない。 6 / 12 66 A さん(88 歳、女性、要介護1)は長女(58 歳、会社員)と2人暮らしで、胃瘻を造設し訪問看護を利用している。看護師の訪問時、A さんは頭痛、嘔気を訴え、ベッドに横になっていた。バイタルサインは、体温 37.6 ℃、呼吸数 24/分、脈拍96/分、整、血圧 102/76 mmHg、口唇が乾燥している。室温は 30 ℃である。長女に連絡し、かかりつけ医に往診を依頼することにした。医師が到着するまでの訪問看護師の対応で適切なのはどれか。 頭を高くする。 腋窩を冷やす。 水を飲ませる。 中枢から末梢に下肢をマッサージする。 7 / 12 67 指定訪問看護ステーションについて正しいのはどれか。 看護職員以外は配置できない。 緊急時用の薬剤の保管が義務付けられている。 訪問看護指示書に基づいて療養者のケアを行う。 従事する看護職員は年以上の臨床経験が必要である。 8 / 12 68 A さん(63 歳、男性)は妻と2人暮らしで、肺癌(lung cancer)の終末期で在宅医療を受けて医療用麻薬を使用中である。看護師が訪問したとき、A さんは椅子に座って咳をしながら苦痛に耐えている様子であった。妻は「レスキュー薬が効くまでは苦しそうなので、何か私にできることはありますか」と訪問看護師に尋ねた。このときの訪問看護師の妻への対応で適切なのはどれか。 救急車を要請するよう提案する。 A さんを仰臥位にする介助方法を指導する。 A さんの背中をさすりながら傍にいるよう勧める。 一度に2倍量のレスキュー薬の服用を試すよう説明する。 9 / 12 69 A 病院の組織図を示す。 医療安全管理を担う部門が横断的に活動する位置はどれか。 ① ② ③ ④ 10 / 12 70 医療法に基づき医療機関が医療の安全を確保する目的で行うのはどれか。 医療安全支援センターを設置する。 医療安全管理者養成研修を実施する。 医療の安全を確保するための指針を策定する。 医療安全管理のために必要な研修を2年に1回実施する。 11 / 12 71 災害時の医療を支える体制で正しいのはどれか。 地域災害拠点病院は市町村が指定する。 災害対策基本法に防災計画の作成が規定されている。 トリアージは救命困難な患者の治療を優先するために行う。 災害派遣医療チーム〈DMAT〉は被災地域の精神科医療および精神保健活動を専門的に行う。 12 / 12 72 A さん(58 歳、男性)は外国籍の妻(40 歳)と 10 年前に結婚し、2人で暮らしている。虚血性心疾患(ischemic heart disease)と診断され、外来看護師による生活指導を妻と一緒に受けることになった。初回の面談で、A さんは「10 年間で体重が 10 kg 増えました。妻の母国の習慣で味が濃いおかずや揚げ物とご飯を1日に何度も食べています。最近、2人とも運動をしなくなりました」と話した。このときの外来看護師の A さんと妻への最初の対応で適切なのはどれか。 生活習慣の改善について A さんと妻に考えを聞く。 食事は1日3回までにするよう指導する。 毎日1時間のウォーキングを提案する。 料理教室に通うことを勧める。 Your score isThe average score is 0% 0% 続きから コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 メール サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。