ホーム過去問臨床検査技師第70回午前 臨床検査技師国家試験 第70回午前 PART4 2024年7月19日2024年8月13日 SHARE ポスト シェア はてブ LINE 2024/02/14に実施された臨床検査技師国家試験の過去問です。午前の臨床化学(第29問から第44問まで)の16問が出題されます。 臨床検査技師国家試験 第70回午前 PART4 2024/02/14に実施された臨床検査技師国家試験の過去問です。午前の臨床化学(第29問から第44問まで)の16問が出題されます。 1 / 16 29 水、10 mg/dL 標準液、血清の終点分析法における反応終了後の吸光度を測定したところそれぞれ 0.02、0.30、0.16 であった。血清中に含まれる物質の濃度[mg/dL]で正しいのはどれか。 5.0 5.2 5.4 5.6 5.8 2 / 16 30 マグネシウムで正しいのはどれか。 EDTA 加血漿では低値となる。 欠乏すると味覚障害を引き起こす。 細胞内液より細胞外液に多く含まれる。 血清中では 90%がイオン型で存在する。 ホスホリパーゼ D を用いた酵素法にて測定される。 3 / 16 31 アガロースゲルを用いたリポ蛋白電気泳動で、β 位と pre β 位に強い染色像が認められた。WHO 脂質異常症タイプ分類で考えられるのはどれか。 TypeⅠ TypeⅡa TypeⅡb TypeⅣ TypeⅤ 4 / 16 32 尿素で正しいのはどれか。 血中濃度は小児が成人よりも高い。 ウリカーゼによって加水分解される。 消化管出血により血中濃度が減少する。 血中非蛋白性窒素の中で最も濃度が高い。 生体内でアルドラーゼによって生成される。 5 / 16 33 AST 活性測定用試薬(日本臨床化学会〈JSCC〉勧告法)に含まれないのはどれか。 NADH オキサロ酢酸 L-アスパラギン酸 リンゴ酸脱水素酵素 2-オキソグルタル酸 6 / 16 34 敗血症マーカーはどれか。 KL-6 シスタチン C プレセプシン アンジオテンシン変換酵素〈ACE〉 N-アセチルグルコサミニダーゼ〈NAG〉 7 / 16 35 グルコースオキシダーゼ法による血糖測定で利用する酵素はどれか。 α-アミラーゼ α-グルコシダーゼ グルコース-6-ホスファターゼ マルターゼ ムタロターゼ 8 / 16 36 血中の半減期が最も長いのはどれか。 ALT AST CK LD5 α-アミラーゼ 9 / 16 37 ALP で誤っているのはどれか。 ALP1 は閉塞性黄疸で上昇する。 ALP2 は ABO 血液型の影響を受ける。 ALP3 は小児期に高値を示す。 ALP4 は妊娠後期に上昇する。 ALP5 は食事の影響を受ける。 10 / 16 38 ペプチドホルモンはどれか。 2 つ選べ。 アドレナリン アルドステロン カルシトニン サイロキシン 副甲状腺ホルモン〈PTH〉 11 / 16 39 260 nm が極大吸収波長であるのはどれか。 DNA 尿 酸 ビリルビン ヘモグロビン 芳香族アミノ酸 12 / 16 40 グルコースのみで構成される二糖類はどれか。 スクロース マルトース ラクトース ガラクトース フルクトース 13 / 16 41 解糖系の律速酵素はどれか。 エノラーゼ アルドラーゼ イソメラーゼ ヘキソキナーゼ ホスホグリセリン酸キナーゼ 14 / 16 42 構造蛋白質はどれか。 アルブミン コラーゲン フィブリノゲン セルロプラスミン α1-リポプロテイン 15 / 16 43 半減期 3 日の放射性同位元素の放射能が 1/8 になるのはどれか。 6 日後 9 日後 12 日後 24 日後 48 日後 16 / 16 44 血中カルシウムで正しいのはどれか。 約 30%がイオン型で存在する。 基準範囲は 3.6~4.4 mg/dL である。 低アルブミン血症では偽高値を示す。 アルカローシスではイオン型が低下する。 副甲状腺ホルモン〈PTH〉の作用で低下する。 Your score isThe average score is 0% 0% 続きから 2 COMMENTS 匿名 2024年8月21日 43 解説 放射線同位元素においての半減期というのは、放射能が半分になるまでの期間です。 半減期が3日の場合、以下のように推移します。 測定開始日 1→(3日後) 1/2→さらに3日後(6日後)1/4→さらに3日後(9日後)1/8→さらに3日後(12日後)1/16→… よって9日後が正解となります。 1/2のn乗になるまで、半減期 × n の期間がかかるということを理解しておけばOKです。 返信する 匿名 2024年8月19日 29 解説 まず、水の吸光度0.02で0合わせを行います。つまり全ての吸光度から0.02を引くということです。 水(濃度0mg/dL)の吸光度:0.00 標準液(10mg/dL)の吸光度:0.28 血清(X mg/dL)の吸光度:0.14 10 : 0.28 = X : 0.14 X = 10 × 0.14 / 0.28 = 5.0 よって5.0が正解です。 返信する コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 メール サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。
匿名 2024年8月21日 43 解説 放射線同位元素においての半減期というのは、放射能が半分になるまでの期間です。 半減期が3日の場合、以下のように推移します。 測定開始日 1→(3日後) 1/2→さらに3日後(6日後)1/4→さらに3日後(9日後)1/8→さらに3日後(12日後)1/16→… よって9日後が正解となります。 1/2のn乗になるまで、半減期 × n の期間がかかるということを理解しておけばOKです。 返信する
匿名 2024年8月19日 29 解説 まず、水の吸光度0.02で0合わせを行います。つまり全ての吸光度から0.02を引くということです。 水(濃度0mg/dL)の吸光度:0.00 標準液(10mg/dL)の吸光度:0.28 血清(X mg/dL)の吸光度:0.14 10 : 0.28 = X : 0.14 X = 10 × 0.14 / 0.28 = 5.0 よって5.0が正解です。 返信する
43 解説
放射線同位元素においての半減期というのは、放射能が半分になるまでの期間です。
半減期が3日の場合、以下のように推移します。
測定開始日 1→(3日後) 1/2→さらに3日後(6日後)1/4→さらに3日後(9日後)1/8→さらに3日後(12日後)1/16→…
よって9日後が正解となります。
1/2のn乗になるまで、半減期 × n の期間がかかるということを理解しておけばOKです。
29 解説
まず、水の吸光度0.02で0合わせを行います。つまり全ての吸光度から0.02を引くということです。
水(濃度0mg/dL)の吸光度:0.00
標準液(10mg/dL)の吸光度:0.28
血清(X mg/dL)の吸光度:0.14
10 : 0.28 = X : 0.14
X = 10 × 0.14 / 0.28 = 5.0
よって5.0が正解です。